クリップ 0 人
レビュー総数 3 件
レビュー評価 
発売日:2005-07
|
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)
2010-01-29 ▼ 生涯一度は読むべしこの武狭小説
武狭小説とはあまり馴染みのないものと思っている貴方。 実は日本人にとっては深い関係があります。常に正しい行いや友情や義理人情を善しとする義侠心。現代の我々が失いつつある何かを思い出させてくれます。 一言では語り尽くせませんが、カンフーやチャンバラ時代劇が好きな方々はハマります。 武術を糧にして登りつめる熱き男達 の物語。様々な武術や武術家、武器や必殺技が登場します。天下無敵の降龍十八掌とは? 読み始めたら虜になること間違いなしです。中国の武狭小説数多しといえどもこの作品が本命であること間違いなしです。
2007-05-03 ▼ 永遠のカップル・・・郭靖と黄蓉
金庸と言わず、あらゆる武侠小説全体の代表作として一冊挙げるとしたらこの話でしょうね。「武功(技)」の充実と多彩さ、歴史的題材を取り入れた壮大な構成、人間が良く描けており、存分に感情移入が出来る事...、何処から見ても一級品です。
何よりも主人公の郭靖と黄蓉のカップルが、素晴らしく魅力的に書けています。少々鈍いけれども強く真直ぐな性格の郭靖が、辛酸を舐め、時に大冒険をしながら強くなって行く過程では誰もが手に汗を握り応援しますし、普通なら嫌味なほどの、目から鼻に抜ける才女の黄蓉が、郭靖を思う一途さが滅茶苦茶可愛いのです。
この二人は既に中華圏では事有る毎に引き合いに出される、代表的な恋人になっています。彼らほどポピュラーな男女は「楚覇王(項羽)と虞姫」、「梁山泊と祝英台」...、うーん、最早「織女と牽牛」クラスかも知れませんね。
本作はまた「射雕三部曲」と言って、「神雕侠侶」「倚天屠龍記」と続く三部作の一です。「神雕」の「楊過と小龍女」は、男が賢く女がトロい、「郭靖と黄蓉」の逆のカップルですが、これが又泣かせますので引き続き読んで下さい。というか金庸の小説は読み始めたら最後まで止まらないので、私がどうこう言う必要も無いですが。
2005-08-03 ▼ 再三、映画化ドラマ化された傑作がついに文庫本に!
中華圏で圧倒的な支持を得て映画化もされている娯楽大作です。最近では李亜鵬+周迅主演でドラマ化され日本でも放映されましたが、おそらくその人気を受けて文庫化されたのでしょう。ドラマは原作に相当忠実に作られましたがそれでもこれを読んで初めて訳がわかった所が幾つかあります。 登場人物がクセ者揃いで、悪人は悪人で魅力があるのが作者の特徴かな。肝心の主人公が第1巻の幼少時には「こんなんでええんかい」と言うほど愚鈍に描かれているのはご愛嬌です。
|
クリップ 0 人
レビュー総数 1 件
レビュー評価 
発売日:2005-07
|
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (2) (徳間文庫)
2005-07-16 ▼ 待望の文庫化
ドラマの放送やDVDなどにあわせて、ついに文庫化! (ちょっと遅いですが) ハードカバーに手が出なかった人は、ぜひこの機会に入手してください。 2巻になってやっと本格的に主人公である郭靖と黄蓉のカップルが活躍しだします。 つまり1巻は前座でここからが本番なのです! 弱かった郭靖も徐々に強力な技を身に付けていきます。 黄蓉の料理も必見。 金庸武侠小説の楽しみは漢字のイマジネーションをいかに膨らませるか にあります。 漢字を見てるだけで楽しくなる!
|
クリップ 0 人
レビュー総数 2 件
レビュー評価 
発売日:2005-08
|
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (3) (徳間文庫)
2005-11-28 ▼ オッサンの魅力炸裂!
金庸小説の中でも「イカレたオッサン」が大挙して出てくるのがこの作品。中でもこの巻はそんなオッサン達のイカレ度が炸裂!愛娘に愛甥っ子、愛弟子に愛義弟思いのいかれたオッサン達が、互いの迷惑顧みず吼えるは鳴らすは闘うは…。いえいえ、それでも老若男女が楽しめるほのぼのとしたお話です。
2005-08-07 ▼ 娘の心ない言葉に傷つくグラスハートパパ東邪登場
愛妻との間に生まれた美しく聡明な愛娘・黄蓉。 そんな眼の中に入れても痛くない可愛い可愛い娘が家出! しかも男連れで帰ってきた――最強にして最凶の父・黄薬師が怒りに燃え、桃花島に罠を用意して郭靖を待ち受けます。ともかく、この心配症なお父さんの過剰な罠はおかしすぎます。 さらに怒濤の嫁取り合戦になりますが、このあたりから無人島までは作品中でももっともおかしく楽しいシーンの連続です。いくらなんでも愚鈍すぎる郭靖と、ヒロインにしては凶悪過ぎる黄蓉。二人の無茶苦茶ぶりも健在ですが、それを上回るオヤジ狂気が今炸裂します。
|
クリップ 0 人
レビュー総数 3 件
レビュー評価 
発売日:2005-09
|
射雕英雄伝〈4〉雲南大理の帝王
2005-12-11 ▼ 悲運、贖罪。
そんな訳で物語も佳境に向け、着々と進んでいきます。
TV版のオープニングで気になった、あのシーンもこの巻です。
どんなって?全真七子がバッと振り向いて、一人の強敵(この人が一番好きなキャラでした。。。)に注目するシーンです。画像での記憶と文章上での想像力、すぐに合致しました。必読ですね!!
2005-10-09 ▼ 金傭の傑作のひとつ
”しゃちょう”、つまり鷲を射抜くことができる男の冒険小説である。金傭の作品は、悲劇的なものが多いが、この主人公は誠実でひたすら明るい。悩める現代人にひと時の癒しになると思う。 主人公の恋人となるお蓉は、才色兼備で、武芸も達者、少し残酷な面があるが、おちゃめでかわいい。この二人の掛け合い漫才のような会話も、なかなか楽しめる。
2005-10-08 ▼ ハマッたら抜け出せない程面白い!
「少林サッカー」も「カンフーハッスル」も全てはここから始まった!中国14億人が誇る金庸原作・武侠アドベンチャーの傑作!何が面白いってストーリー、登場キャラ全てがメチャ面白い!特にこの作品のキャラといったらイカレてるというか我が道を行くというか、超個性的なオッサンが「おしくらまんじゅう状態」で入っているからハマッたらもう抜け出せない。誰に肩入れして読んでも楽しめる極楽気分の本です。
|
クリップ 0 人
レビュー総数 1 件
レビュー評価 
発売日:2005-10
|
射雕英雄伝〈5〉サマルカンドの攻防
2005-12-11 ▼ 人生50年。。。
敦盛じゃないですが、この小説のラストもそんな感じです。
亡くなるのは主人公じゃないですがね。
TV版ではラストの意味合いがイマイチ理解に苦しみましたが、TV版よりも分かりやすかったかと思います。功成り名遂げた主人公「セイサン」がどう身の処し方を熟考してきます。人は矛盾を抱え、日々過ごしていくんですが、最後は結局、「誠実」であれということですね。身に沁みました。「オヨウ」は最後までチャーミングでしたねぇ。
ではでは。
|