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Amazonレビュー
2010/02/24
「残酷なのに切なくさわやかなラスト」
この漫画に出会ったきっかけはアニメ主題歌の「アンインストール」を聞いたことです。
鬱で暗く残酷なストーリーだと思っていました。 しかし、含まれた強いメッセージはむしろ、私に今を一生懸命生きることの大切さや貴重さを気づかせてくれました。
私たちは気づかないうちに、気づけないうちに何かの犠牲の上に生きている。 今を生きていることは当たり前のことではないのに、当たり前だと思ってしまう私たち。
自分の生き方を問い直してみたくなる作品です。「自分なんて必要ない」「この世界なんていらない」と日々鬱な気分になっている人にこそお勧めだったり。
ウシロとコエムシの成長ぶりと伏線回収の仕方に感動。
2010/01/30
「この本を読んで、真面目に考えてみる。」
作者を知ったのは、なるたるのアニメを観たときです。アニメにしていいのか…と思いました。そんな強い印象でした。本屋に行くたびに、作者の本が気になりました。目に留まる…恐ろしい。「ぼくらの」も恐ろしく引き付けられ、読み終わりました。支持をしているわけではないけれど、いや支持しているのか…だってこの作品を支持したら、何か残酷でしょう。でも、人の犠牲はずっと昔から続いてきたことで、その上で誰かが生き、これからも続くことで未来に繋がってくのかと、この本を読んで考えさせられました。 今、犠牲の上に立っている私はもっっと優しい人間に改心しなくてはとか(苦笑)作者は狂っているのではなく、物凄い優しい人なんじゃないのかとか(超苦笑)
ぶっ飛びましたが、 人が「忘れてはいけないこと」そんな感じです。
超オススメではありませんが何か感じられる作品だと思います。
2010/01/10
「切ない既視感」
最後のパイロット、ウシロの戦いです。あらゆる場面が今までのパイロットたちの姿や戦闘と重なっていて、切なくなりました。鬼頭先生はコレ、意図的に描いてるのか?と思うほど。ウシロの吐露する不安、構図、戦闘形式など、これまでのシーンを改めてウシロ編に凝縮したような感じです。誰も座っていない椅子がまた、何とも言えない喪失感を演出してます。 結構えぐい結末を覚悟してたので、個人的に優しい終わり方で嬉しかったです。 命って、人間って…。そんな深いことを考えさせられる漫画でした。都合の良い癒しなんかで騙されるのが嫌な人には、全力でおすすめ。
2010/01/01
「完結」
表紙のマチがかわいいです。見えていないもう半面で貴重な「ぼくらの」笑顔が見られます。
思えば話の中で子供っぽく笑うところはあんまり見られない。
この11巻はウシロの戦闘とその後のチュートリアルの様子がメインで描かれています。
最後にふさわしい戦いにふさわしくない、汚い戦いでした。
全ての戦いの終わりに救いを求める人を突き放すような悪魔のような戦いでした。
ウシロの妹として死んだカナちゃん、
その死に様を見たコエムシは何を思ったのでしょう。
妹だけは大事にしていた彼は自分で妹を消すとき何を思ったのでしょう。
妹に教育されるつもりは無かったのに、最終的に妹を通して人が死ぬ痛みを理解してウシロに優しくすることができた。
そのことをたったの一言で理解させてくれる構成は凄く良かったです。
ウシロの凄く変化した性格については、よく考えれば彼らは中1
少し悪ぶったりしていても不思議はありません。
逆に今までのメンバーが大人び過ぎていた気もしてきます。
最後に、日々ただ生きている事がどれ程素晴らしいかも考えさせられる作品でもあったと思います。
でもそれならば、戦争のドキュメンタリーを見ても同じことです。
アニメ、小説、漫画全てあっという間に見終わったのですが、この本の何に自分がハマったのか最後までよく分かりませんでした。
上手く言葉にできません。自分には人の死に様を見たい性癖でもあるのでしょうか。
ですが私と同じ感想を抱く人も少なからずいると思います。
後味が悪い最高の作品でした。でも、少しでも多くの人にこの漫画を読んでもらいたいです
2010/01/01
「いのち。せきにん。けつい。ぼくらの未来。」
人は何故生き、考え、死ぬのか。
この「ぼくらの」という作品を通して、作者の様々なメッセージが込められています。
人は何かの、誰かの犠牲の上になりたっている。
命は決して平等ではない。平等では無いが、平等だと思いたい「ぼくら」がいる。
しかし、消えていく人を傍目に生き延びたい。と、届かない明日に手を伸ばす「ぼくら」も間違いなくそこにはいる・・・
そこに至るまでの、そこに至った少年少女達の描写が醜くも美しく、圧倒的でどこか儚く描かれています
この巻では宇白順が主人公で、物語後半では思わず鳥肌がたち、目頭が熱くなりました
そして、最後のコエムシとあの人の会話が印象的です。
自然と頷いてしまいました。
余談ですが、この作品に学生の内に出会えて本当に良かった。 自分が今を生きる事についてもう少し考えてみようとおもいました。
本当に素晴らしい作品です。
−−それでは
ジアース、発進。
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