この本をクリップしている人 (1 人)
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Amazonレビュー
2010/03/10
「題名はストレートですw」
ろれつが回らなくなるほどラスト号泣してしまった。
この作品に関して、難しい言葉(トリックなど)は不要です。
家庭内暴力、介護問題が絡んできます。
子を思う親の気持ちは美しくもあり、反面、冷酷なほどに恐ろしいものであるということをひしひしと感じた。
とにかく良くできています。
実生活と共通点が多く生々しく感じる人多いかも・・・
そして世代問わず感情移入できそうです。
この作品に出合えて幸せです。
とても有意義な時間でした。
PS:冷静だと思っていた加賀さんを憤怒させるほど、最後まで悪く設定された登場人物のひとりですが・・
映画化された場合、このキャストの俳優はイメージ的に大丈夫なんでしょうか!?
2010/02/21
「絶妙なタイトル」
事件が解決したときはずいぶん淡白で平凡な作品だと思ってしまった。ひょっとしたら作者は『容疑者Xの献身』で燃え尽きてしまったのかとさえ思った。しかし、その後にひねりがあり、油断した分、読後のやられた感は容疑者X以上だった。このひねりに違和感を感じるかどうかで評価が分かれるかもしれない。冷静に考えればあり得ないだろうとは思うのだが、話の流れで読むと全く不自然に感じなかったのは、やはり作者の巧さだろう。赤い指には、長年連れ添った夫婦の絆が象徴されている。赤い糸も連想され、絶妙なタイトルだと思う。
全体に奇をてらった感じもなく、地に足の着いた設定でありながらこの意外性を出す手腕はさすがだと思う。加賀刑事親子のエピソードもうまく絡んでおり、悲惨な事件の後味の悪さを緩和している。家族は大事だと頭では分かっているが、日常にまぎれてついつい面倒に感じてしまいがちなものである。自分も含め、家族関係を見直してみようと感じた人も多いのではないだろうか。
2010/02/17
「想像できなかった最後の展開」
犯人が当初から明示されている殺人事件の捜査の過程で、刑事が殺人事件の発生した一家の親子の絆の再生を試みる物語である。殺人事件の現場となった一家の二つの親子関係と敏腕刑事の父親との関係など複数の親子関係が描かれている。本書の途中から、一家の主が真犯人を警察に告白する結末は想像できる。しかし、真犯人を刑事に告げた後、想定外の展開が織り込まれている。そして、敏腕刑事が自分の父親に会わない理由が最後に明らかになる。このような親子関係もあるのかと考えさせられる。最後まで一気に読めて、読後感は爽快である。(2010/2/17)
2010/02/08
「最後は蛇足かな」
最後付近まで気分よく読んでましたが、 ラスト無理かある。 あれは捻らず、母はボケてたほうが。 なんか、この人の本はエンターテイメント性を付加しようしようとしていて中身がないかな… なんだか残念な小説だったし、読んだ翌日おぼえてなかった。 余韻がないし、あんまりでした。私は相性がよくなかったのかも。
2010/02/08
「家族のあり方を考えさせられる作品」
介護の問題、散々甘やかされた末の「キレる」子供への接し方・・・どこの家庭でも直面する可能性がある問題を考えさせられた。
家族のあり方、それはやはり、家族と心を通わせきちんと向き合うこと。それを感じさせられた。
しかし、ただの感動もので終わらせないところはやっぱり東野作品。オチが「秘密」に似ているなと思った。
加賀と父親のエピソードも、この物語をうまくひきたてており、東野作品にしては珍しく、読後感がいい作品だった。
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