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Amazonレビュー
2009/09/22
「良作。けれど読み進めるのがかなりつらい。」
上下巻合わせて2000ページ超の作品。その2000ページのうち、面白いと感じて読めたのは300ページくらい。
具体的にどこが面白かったかというと、ところどころに散りばめられたギャグ、点蔵とそのヒロインが「相対」する部分、そしてラストの100ページ。
相変わらず読みづらく、かつ、「境界線上のホライゾン」の設定資料集を読まされているかのように説明的な文章だったけれど、最後の最後でしっかり盛り上げてくれたので星四つ。
ただこの作品最大の欠点を言えば、戦闘シーンがかなり多い(長い)のに、個人対個人の戦闘がまったく面白く感じられない点。戦闘描写でさえ説明的で、読み進めていくのがつらかった。
でもそんな苦痛を乗り越えた先には(こう書くとMみたいですが)きちんと感動的な展開が待っているので、なんだかんだで次巻も最後まで読むと思う。
追伸
二巻は二巻で面白かったけれど、一巻のほうがより面白かった。一巻は上巻はともかく、下巻のすべてが面白かったので。三巻には一巻を超える展開を期待します。
2009/08/30
「そして物語は続く」
「プロダクトとしての文庫本」の限界に挑み続ける(笑)、著者のシリーズ最新作。
ハードとしての厚みもさることながら、コンテンツとしてのクオリティも、常に一線以上をキープしているので、表紙を開いた後は、作者のペースに委ね時間を忘れて楽しむことができます。そうした作者との暗黙の了解度には安心感すら漂います。
惜しむらくは、この「凄さ」を『川上稔初心者』に伝えるのが難しいことです。「面白いから読んでみたら」といくら勧めても、まずその厚さに尻込みされちゃうんですよねぇ…。
2009/08/15
「このシリーズ、新刊がキューブになる日も近い・・・」
ついにあとがき含めて1150ページ突破(汗)
通常のラノベを一冊一気に読めるペースで読み進めても終らない終らない(汗)
でも全然間延びは無いんですよね。
バトル有り、駆け引き有り、キャラの掘り下げ有り、そして全裸有り(笑)
敵も味方もそして名も無きモブキャラも異様にバイタリティ溢れていて、なによりもバカ(笑)
でも文章量と共に膨大な世界設定とキャラクター数には苦労しますね。
これが川上作品の欠点といや欠点ですねぇ。このシリーズは特にそれが顕著なんでかなりの覚悟が必要です。
2009/07/23
「文庫本と書いて鈍器と読む。」
文庫本で殺るなら京極夏彦か筆者かと言われるほど、堂々たる趣の本書ですが、
その見てくれ通り大変読みごたえがあって大変満足です。
ただ説明セリフのオンパレードは相変わらず、というよりどうやらこれは仕様のようで、
この物語世界を膨大な説明ごと楽しめる人、いわゆる設定厨な方でないと
ちょっときついかもしれません。普通の人なら途中で投げること請け合いです。
投げた先に人がいたらたぶん死にます。
ぜひ著者には、京極先生の牙城を打ち崩す前人未到(?)の2000ページ超、
文庫本と立方体の境界線を目指して頑張ってもらいたいと思います。
2009/07/13
「男たちの戦いと決断、そしておっぱい」
1200P近い本書を一言で言うなら、おっぱいの為なら頑張れる人を描いた作品だ。
そして遂に電撃文庫史上最厚を記録し、中の文章と相まって一層読みづらい本書。
武蔵が英国と三征西班牙相手に、入り乱れるような戦闘シーンが続く。
点蔵とセグンド、ついでにネシンバラがおっぱいや女の為に戦うシーンはなかなか良い。
トーリとホライゾンはいつもどおりだが、ギャグの心臓部であるこの2人は相変わらず陰が薄いのが残念。
あとおっぱい成分がやや減じているのも残念。オパーイ描写はあるのだが。
最後は武蔵に2組の夫婦が仲間入りし、なんだかんだで第3話へと続くのであった。
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