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Amazonレビュー
2008/05/07
「欄外の人物の一生」
戦争の傷跡を重く負っているにもかかわらず、あるいは、負っているゆえに、決して反戦歌人、平和歌人とはならず、一見飄々と、ただ歌人としての栄誉には恬淡としていたわけではなかった、一代の奇人歌人、山崎方代の、特に鎌倉在住期に中心をおいた評伝です。
彼の、虚実入り混じった言説を、丹念に検証しており、興味深い内容です。無名だった彼が、徐々に知られていき、歌友、知己が増えていく過程がよくわかりました。
この本には載っていませんが、方代の歌の中で最も好きなもの
欄外の人物として生きてきた夏は酢蛸を召し上がれ
2003/06/18
「まさに奇人。」
俵万智さんの「あなたと読む恋の歌百首」で紹介されていた 「ひとつだけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」 の歌に惹かれて方代さんの名前を記憶していたんですが、 この本ではじめてどういう方だったか分かりました。 まさに奇人というか、なんというか・・・この「困ったちゃん」ぶりと、随所にちりばめられている方代さんの歌とのギャップが、とても楽しい一冊です。
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