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発売日:2007-02
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老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)
2009-10-25 ▼ 斬新です。
よくある宇宙戦争SFかと思いきや、かなり考えられたストーリーではまりました。
これは3部作の1作目なのですが、必ず次が読みたくなります。
SFでなければ出来ない話と、そうでない話がうまく組み合わさっています。
ぜひ、たくさんの人に読んで欲しいですね。
2009-08-11 ▼ たしかに、映画にすると面白いかも
面白かった。まずタイトルからしてワクワクする。
洋題の直訳は老人と戦争だけど、この邦題がいいと思う(宇宙をそらと読ますのはガンダム世代からすると少しどうかなぁと思うけど、悪くはない)
ただ、主人公が老人(=人生を長く経験した)という設定があまり生かされてないような気がします。もっと人生の経験者で、若者が冒す様な間違いはしないということもして欲しかった。
ただ、読んで損はないと思います。
自分は2巻以降も読む予定。
老人というアイデアはとてもワクワクする設定です。
-----私の評価☆基準-----------
★★★☆☆とても面白い、おすすめ!
★★★★☆すごく面白い、絶対読んで!
★★★★★ヤバい!こんなに面白いと思っているの自分だけかも・・・
2008-05-08 ▼ セカンドライフは、宇宙兵士
宇宙時代を迎えた未来の地球は、異星人とも交流しつつ平和な世界を築いて
いる。しかし、平和な地球の守るために、宇宙コロニーの人類たちが、敵対
する異星人たちと戦っている。
その宇宙の戦士たちは、地球からの志願兵。条件は75才以上。志願して兵士
になった時点で、地球に暮らす資格を失い、地球の法律では死亡者扱いとな
る。二度と地球には戻れない。
老後の人生の選択肢に、老人ホームで過ごす、子や孫に囲まれて平和に暮ら
す以外に、兵士となって宇宙で戦うという選択肢がある世界は魅力的?
しかし、コロニーと地球との交流は無く、兵士となった老人たちがその後ど
うなるのかを知る地球人はいない。どうなるのか全く未知の軍隊に75才を過
ぎて入隊する決断は簡単ではない。
兵士となった老人たちの戦いは、ハインラインの「宇宙の戦士」もどきです。
ヨボヨボの兵士が戦うとか、頭脳の戦いとかではありません。肉体と肉体の
戦いです。この老人たちの変身(?)が面白い。変身後の戦いも面白い。
痛快娯楽SFです。中身がスカスカのSFではないけれど、あまり頭を使わ
ず楽しく読めるSFです。
2007-08-30 ▼ 映画化を望む
タイトルからてっきり老人がヨボヨボの身体に鞭打って戦うのかと思ったらまったく違っていた。地球で75歳を迎え宇宙軍に志願した主人公の老人はあらかじめ大幅な人体改造を受け戦地に配属される。小便垂れのもうろく爺さんが戦う小説というのはほとんど無くてそういうものを期待していただけに少し残念。これなら老人を戦士として使う意味がないのでは思ったが、後半この小説のメインテーマが語られる中でしっかりとそのことが意味を持ってきて思いっきりこの設定に納得した。
あとがきの中で「私が書きたかったのは読者を楽しませる物語であり、出版できる物語であり、舞台となる宇宙で矛盾なく展開する物語だった」という作者の言葉が紹介されている。その言葉の通り矛盾を感じず思い切り楽しみながら読むことができた。
2007-08-08 ▼ 「知性化」シリーズをも彷彿とさせる佳作!
未知の宇宙種属との交流で飛躍的に進歩したテクノロジーを有する宇宙植民者(コロニー)と宇宙から隔絶され技術的にも遅れた地球に、人類が二分された遠い未来。宇宙へと進出する人類の平和と繁栄は、「75歳の老人」で構成される「コロニー防衛軍」によって死守されていた。
地球人のジョン・ペリーも75歳の誕生日にこの防衛軍に入隊、コロニーの超絶テクノロジーで若返っただけでなく驚異的な身体能力を手に入れるのと引き換えに、四分の三が命を落とすと云われる異星人との非情な戦いに身を投じてゆくのだが・・・。
WEB小説として発表され、「21世紀版『宇宙の戦士』」と目された話題作。異星人の描き方からは「終わりなき戦い」や「エンダーのゲーム」とも比較されるようですが、私はむしろ「知性化」シリーズを彷彿とさせられました。
また「ハインラインのスタイルを取りながらも「若返った老人」を主役とする事で全く異なったテーマを内包する」、とする解説も決して間違っていないのですが、実は後半に現れる「ゴースト部隊」こそが元々のアイデアなのでは?と思えました(反面、こんなに「便利な」スーパー戦士が入手可能なのに、何故(おそらくコロニーに比べて「少数派」でもある)地球の老人を兵士にする必要があるのか?ぼやけてしまった気もしますが)。
「若返った老人」の視点で語る事で、物語の世界観を読者に共感・体感させ、「オリジナルの記憶を持たないクローン人間」の苦悩を際立てている、うわべ以上に案外深い作品なのかもしれません。
一方、「コロニーの超絶テクノロジー」の科学的考証が甘く「御都合主義」との指摘もあるようですが、「星を継ぐもの」などのJ・P・ホーガン作品が理解の限界な私のような「軟弱SFファン」としては、これぐらいがちょうど良いです。サクサク読んで楽しめました。
同じ宇宙を舞台とした続編がいくつか発表されているようで、さらにこの魅力的な世界観が補完されてゆくのでしょう(確かに本書だけではプロットが十分に活かされていないか?)。翻訳が待たれます。
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発売日:2008-06-25
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遠すぎた星 老人と宇宙2 (ハヤカワ文庫SF)
2009-10-25 ▼ ジェーンが素敵です
まさか2作目が出るとは思っていなかったので、見つけて即購入しました。
今回は、ちょっとスケールが小さい、限定された中での話です。
一作目のジョン・ペリーは出てこないのですが、こんどは特殊部隊であり、ペリーとともに戦ったジェーン・セーガンが活躍します。
そして、ゾーイという新キャラの少女が登場して・・・
この作品自体はインパクトに欠けるのですが、3作目のためには必要なストーリーでした。
2009-04-09 ▼ 邦題が秀逸
海外小説には往々にしてしょうもない邦題が付いているのですが、このシリーズの邦題はセンス抜群だと思います。内容的に飛び抜けた傑作とまで言えない前作を買ったのは、ひとえにふざけた邦題にありました。『Old Man's War』を『老人と宇宙』と訳し、さらに「宇宙」に「そら」というルビを振るというセンスには脱帽です。
この続編を書店で見つけたときは、絵柄と『遠すぎた星』という邦題を見た瞬間、「あ、これは『老人と宇宙』の続編かも!」とすぐにピンときました。しかしこの邦題に至っては、『The Ghost Brigades』という原題を完全無視ですよ。しかも、『遠すぎた橋』のもじりだと思うんですが、ちゃんと「はし」と「ほし」が韻を踏んでいるという懲りよう。悪ノリがエスカレートしています。
「老人と海」、「遠すぎた橋」と来て、次回作『The Last Colony』は何をもじった邦題を付けてくれるのか、今からとても楽しみです。皮肉ではなく、マジで。
内容も「飛び抜けた傑作とは言えない」と書きましたが、安心して読める水準には充分に達しているので、SFファンであれば買って損はしないと思います。
2008-07-28 ▼ 父と子ってか?
第1作の老人と宇宙ほどのインパクトはないが、それでもドキドキしながら読める。ちょっとテーマをひねりすぎかな。父と子の物語ではあるがもう少しそこのところを長く描いて欲しかったな。最後の逆転劇はまあ伏線を利かせているが、何か物足りない。ブーティンがあまりに単細胞で近視眼なので、かなり興ざめしたのは事実。こんな奴に地球の命運を託すような画期的開発が出来るわけがない・・・と、未だに会社員根性が抜けない自分でした。それから、最強の異星種族のはずなのに、近接戦闘はからきし弱いのは納得できない。ジェム・ハダーの方が何倍も強いということだな?
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発売日:2009-06-25
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最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)
2009-10-25 ▼ 世界を変えた男、その名はジョン・ペリー!
ついに3部作完結です。
今回は、ペリーは兵士ではありません。
相変わらずの皮肉交じりのユーモアと、飄々としたキャラです。
そして、奥さんは元特殊部隊のあの女性、養女にしたのは、人類を裏切ったあの男の実子・・・
こんなへんてこな家族なのに、すごくほのぼのして、家族愛に満ちています。
牧歌的な序盤、コンクラーベの脅威、敵だか味方なんだかわからないCDF、世界が変わる終盤、そして最後はずばり「愛」です。
この作品、すごく面白かったし、読み返しても楽しめます。
センスの良い監督に映画化して欲しいですね。
2009-08-02 ▼ 楽しかった〜〜〜
一作目からのファンです。当然二作目も読んでます。前二作を読まないと礼儀を欠きます、てゆうかわかりませんね、話が。一作目の面白さはトーンダウンですが、人類の運命がいよいお決します。
枝サーがもあるようなので。まだまだ楽しみは続きますよーーーーー。
2009-07-07 ▼ 開国シテクダサイヨ〜
最近のシリーズでは、際立って面白いなぁ。
これまで兵士としての戦いが描かれてきたわけだけど、今回は政治の戦いであり、それ故に、1発の弾丸よりも動く状況は巨大で、今までで最大の「戦闘」に巻き込まれる事になる。
この1冊で十分に、独立したシム・コロニーものとして楽しめるんだけど、それと同時に『老人と宇宙』シリーズとしてもひじょうに納得のできる作り。ジョンの機略、ジェーンの願い、コロニー防衛軍の企み、コンクラーベの謎はピッタリと収まり、題名(THE LAST COLONY)といい、展開といい、シリーズを通しての最終巻の出来は全く申し分ない。
三部作だけど、外伝としてゾーイの物語も書かれているので、それも期待。
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2009-07-01 ▼ 21世紀版「終わりなき戦い」
21世紀版「宇宙の戦士」と評されたシリーズだが、実際はかなり「終わりなき戦い」の
ホールドマンの影響が強いのではなかろうか? ブレインパルの共感覚や、政府との微妙な
確執、現場の兵士による事態の遷移など、戦争へのスタンスは明らかに「終わりなき平和」
を意識したものだろう。もちろん全体の構造とラストは「終わりなき戦い」からで、停滞
フィールド(っぽい兵器)影響下での弓での戦いや、軌道上の戦闘艦をリターンして破壊する
点とか、ニヤリとさせられる部分も多い。星マイナス一なのは、敵が油断しすぎなのと、
CDF兵士らしい戦いが殆んど見られなかった事から。にしても、主人公の名前にこんな重大な
意味があったとは。ペリーによる開国は、日本以外ではあまり知られていないのに(笑)。
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