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Amazonレビュー
2010/02/28
「船旅も良さそう」
船で港に入って周囲のおいしいものを食べる姿を描いた紀行文です。
だらだらとした感じで気負わずに書かれた感じですが、気楽に読める読み物を探している人にお勧めです。
私も旅の途中で買い求め、電車待ちの時間をだらだらと過ごしながら、今度は船旅も面白そうと思いつつ、読んでいました。
2010/02/08
「美味しそうな料理の数々」
とにかく出てくる料理がどれも美味しそう。
大衆食堂のカツカレーすら美味しそうである。
(釜山の、自信満々なチヂミを除けば)
船で、港町に入るために、わざわざ遠回りをする。
新幹線や飛行機に乗れば楽々着くところに、わざわざ何時間もかけてフェリーで乗り込む。
その趣向がなんとも面白い。
2010/01/06
「脱力系にみえて、実は刻苦勉励の作家」
自称「行動しない作家」が旅行関連の雑誌編集部に誘われ、船であちこちを動き回る。高知や秋田へのフェリー、関釜航路、稚内−礼文航路などなど。著者の長短のフィクションを読み、その幅の広さに感じ入っていたが、いやはやなんつうか、この紀行文の軽薄なこと。最初その軽さに唖然とし、しかしその面白さに付き合っているうちに、この軽さは著者の自由奔放な発想力と表現力があって初めて成り立っているのでは、と考え直した。下地にあるのは、読者サービスを意識した刻苦勉励のようにもみえる。評者に限らず、著者のフィクションはまるで映画だ、とみている読者は多いようで、この旅行記も、映画のように著者の動きや情景がみえてくる。内田百ケン先生の鉄道紀行のように、古典となるかどうかは不明ながらも、少なくとも評者は「ヒマで退屈で手持ちぶさた」な時に、たぶん再読するだろうと思う。
2009/05/14
「古本でも、、、」
旅エッセイは好きでいろいろ読みましたが、私の中では一番つまらなかった作品です。最初の数ページを読んだ第一印象では、旅エッセイのスタート時に私が期待するドキドキ感が全く感じられず正直購入を後悔しました。読み続けてみても、独特の目線/明瞭な分析力/豊富な教養は感じらませんでした。第一印象を忘れるようにして読み進みましたが、読後に普通感じる「行ってみたいな〜」「食べてみたいな〜」「見てみたいな〜」という感想もなく、代金だけでなく時間も無駄だったように思いました。思想とか思索も全く感じられず、部屋でこつこつフィクションを書くのが似合っている作者さんなのかなと感じました。文章力が特に低く感想文というレベルで、小学校の先生だったら赤ペンでいろいろ添削してあげたくなるのではないでしょうか(笑)。北方謙三氏のような切れの悪い文章の典型で読み進むのが辛いうえ、全体の流れとしてのリズム感抑揚感もないため、旅エッセイとは名ばかりの駄文漫文だったように感じます。唯一感じられたことは、自己憐憫と自己正当化でした。自己陶酔までいけば立派なんですが中途半端で。一番の問題はこんな人に執筆を頼んだ「旅」編集長と、買ってしまった私ですね(笑)。コンセプトは良かったのですが。
2008/12/14
「いろいろな味のある人」
感想は面白いです。
機内で一人、笑をこらえながら読みました。奥田英朗氏のエッセイは初でしたが、「邪魔」「最悪」を書いた人とは思えない。でも「インザプール」「空中ブランコ」を読んだ人には納得の奥田節、全開です。引き出しをいっぱい持っている人です。面白いのでぜひ。
そして、ある意味、一緒にグルメな旅ができる本です。
本当に飾らない人と思いました。こんな作家さんもいてもいいと思います。
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