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Amazonレビュー
2007/08/08
「明石散人に蘊蓄勝負するつもりはないけれど」
かつて、明石散人の博識(衒学?)にはアテられて何冊か続けて読んだ。本人探偵が出てくる小説ならいざ知らず、新書では違和感がありすぎるので、指摘しておく。
杉原千畝は、「せんぽ」と読むのが正しいと言い切った。「ちうね」とは《気取って訓で読んだと言う人もいるかもしれないが・・》とは。通常、気取ったら「音」で読むもんじゃないかね。この辺、論理破綻。《原典で平仮名・・・ルビが確認できない限り「音」で読むべき》かもしれないが、「原典」以上の奥さんが「ちうね」だって言ってるんだから。《物故者など、浮かばれぬことだろう》は、そのまま明石にハネ返る。自閉症のくだりもヘン。
日の丸は陸軍の軍旗だったのに、国旗として制定されたのが不思議・・・も確信犯的なミスリードだろう。そんなん珍しくもないやん。明石が知らぬはずがない。台湾の青天白日満地紅旗は、国民党の党章から発展して国旗に制定された。「中華民国」建国時にはいったん、満洲国旗を彷彿させる「五色旗」が国旗に採用されているけどね。
相場で使われるローソク足の「週足」の始値には、月曜の終値を使えという主張も理解不能。そうなら、ヒゲに当たる高値も安値も、日々の終値を使わなければならない。ザラバの高安は無視していいのか。《黒罫線が連続していても、実際の取引値は上昇していく》なんてよくあることだし、そも、「日足」を週単位でまとめたのが「週足」・・・という定義が間違ってないか。
堀江謙一は《お上の外側にいる自分を証明するためパスポートを申請せず》アメリカに渡ったともある。これもウソだ。堀江は事実上「申請」したが、受理されなかったのだ。ゴッドハンド藤村新一を《凄い発掘者》と褒め称える明石は、その上をいくゴッドハンドかもしれない。って、明石にケンカ売っちゃった。恐いなあ。
2005/12/21
「アカシックワールドの入門書? でもなあ」
個人的には明石散人の作品に精通しているかそうでないかは
それなりに大きな差異をもたらすと思っている。
博覧強記を自認するだけあって、その主張も薀蓄も発見や示唆に富むものが多い。
が この新書に関しては正直寄せ集めてきな感がぬぐえない。
既に氏の他の著作で披露されたものがほとんどであるし
テーマにも一貫性がない。
アカシックワールドの入門書なのだろうけれど
この書で氏を判断してしまうのはもったいない気がする。
ちなみに私自身はとても真似できないが
「文献の孫受けはしてはいけない」
という氏の主張は相当に潔いものだと思う。
2005/11/09
「面白い本ですが・・・」
私には知らなかったことが多々書かれており、面白く読むことが出来た。例えば「小股の切れ上がった女」という表現が、江戸時代に成立し、本当は胯股であり女性自身を指す隠語であったということなど、なかなか博識なところが窺える。ただ、江戸時代の旗本奴、町奴をガングロ、ブランドに群がる女性と同類にとらえてることなど、私としては疑問に思える箇所もあった。
2005/07/07
「和歌と短歌の違い」
この本を読んで、和歌と短歌の違いがわかりました。 和歌には新しい言葉を産み出す機能がある。そのように和歌を規定した。 和歌があったから日本語は豊かになり、外国語を取り入れるのも無理なくできたんだと思いました。
2004/04/28
「間違っているところがあるんで興醒め」
独自の視点、博覧強記は確かにそうなのだが、一箇所でも間違ったところがあると、他も説得力を失ってしまう。 「イディオ・サバン」について言及しながら、自閉症が閉鎖的な村社会や栄養状態のせいであるような書き方がしてあり、かなりがっくりした。自閉症は先天的な脳障害であるというのは、常識だろ?
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