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『バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (モーニングKC) 1~32 巻』


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バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (モーニングKC) 1~32 巻

バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より  (モーニングKC) 1~32 巻
装丁: コミック
著者: 井上 雄彦
原著: 吉川 英治
出版社: 講談社
発売: 2010-01-15 ~ 1999-03-23

平均評価: 4.74.7
平均レビュー数: 13 件/冊

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Amazonレビュー

バガボンド(1)(モーニングKC)
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レビュー総数 27 件
レビュー評価 4.5.0
発売日:1999-03-23
在庫あり。

バガボンド(1)(モーニングKC)

2010-02-28 ▼ 武者修業とは 5.0

豊臣から徳川へと天は流れ、膨大な数の牢人者を世に出した。価値観のコぺルニクス的転換。唐突な敗北。在るのものへの、根源的な不信。そして、戸惑い。これらの中、自身の生き様を見直さねば、一歩も前へ進めなくなった者達。だからこそ、彼らにとって、「勝利」とは、全てを意味したようです。即ち、勝ったものが、知力、体力、技量。そして、生き方までも正しかった。負けた者は、人生そのものもが下となる、と。ちなみに、当時彼らが路銀を得られるような仕組みが、その地方の地廻りのやくざの親分連中の間で、既にできていたようです。寄せ場での仕事の斡旋から果たし合いの立会人・見物の作法。勝利者への報奨金の受け渡し。などなど、と。

2010-02-25 ▼ 歴史に残るMANGA 5.0
2009-11-30 ▼ 現代人よ。頭で考えるな!感じろ! 4.0
2009-08-31 ▼ 吉川英治が下敷きらしいが 1.0
2008-09-18 ▼ 悩める青年の物語 5.0

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バガボンド(2)(モーニングKC)
本をクリップ クリップ 1 人

レビュー総数 12 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:1999-03-23
在庫あり。

バガボンド(2)(モーニングKC)

2008-06-28 ▼ 出会いと旅立ち 5.0

何に対しても攻撃的な武蔵。その上手く言い表せれない不安を高名な僧である沢庵に言い当てられる。

村人に放った悪行の償いとして罰を受ける武蔵。
その一瞬、一瞬によぎるものは「死」であった。
その身勝手な考えを根底から見直す事で武蔵は新たな再出発を迎える。          

この巻で同じく峻峭な過去を背負っている辻風黄平と一回目の死闘を繰り広げる。
次に相対する時は、互いに己の傷を負い成長しそして、どちらかが戦いの世界から身を引くことになる。


2007-09-22 ▼ 「我が剣は 天地とひとつ──故に剣は無くともよいのです」 (本編より) 5.0
2007-04-29 ▼ 獣から人間へ。 5.0
2006-06-05 ▼ ならば剣とは? 5.0
2004-08-20 ▼ 面白い~☆ 5.0

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バガボンド(3)(モーニングKC)
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レビュー総数 4 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:1999-07-22
在庫あり。

バガボンド(3)(モーニングKC)

2008-06-28 ▼ 「天下無双」への大きな一歩 5.0

かの有名な吉岡拳法(憲法)の子息と対する武蔵。
次男である伝七郎とは互角に終わったが、長男で当主である清十郎には手も足も出ずあしらわれてしまう。

やはり、京は文字通り広くでかくそして、強いという事を身にしみて悔しさを感じるとともに烈火の如く闘争心を募らせる。

京の街中で世の広さを知り、天下一と号する吉岡道場に挑み刹那自惚れ、そしてそこで目標がついた広さを見る。

その場面の転嫁が目まぐるしく動き、又八が頭に入らないのが現状。

2007-04-29 ▼ 武蔵の初戦。吉岡道場。 5.0
2006-10-08 ▼ 吉岡清十郎、現る。 5.0
2002-04-30 ▼ がんばれ武蔵 4.0

バガボンド(4)(モーニングKC)
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レビュー総数 2 件
レビュー評価 4.5.0
発売日:1999-10-22
在庫あり。

バガボンド(4)(モーニングKC)

2007-04-29 ▼ 不細工な殺気。 5.0

伝七郎との一戦の後、武蔵は、沢庵のところで治療を受けて元気になる。
武蔵は、天下無双を目指して修行する身。しかし、おつうのことが気になってしょうがない。武蔵は、沢庵に相談する。
1つのことに気をとられると他のことが見えなくなる。考えまいとするから余計気になる。全てを受け入れること。おつうが気になるなら会いに行け。
武蔵は変な子供・城太郎と一緒に修行の旅へ立つ。次の標的、目指すは「槍の宝蔵院」。
武蔵らが「槍の宝蔵院」へ行く途中の出来事。城太郎が、畑を耕すじいさんに道を尋ねようとした時、武蔵は強烈な殺気を感じる。
しかしその変なじいさんは武蔵に対して「そんな殺気を放ってわしを殺す気か」と言われる。そして、「お前の感じた殺気はお前自身の殺気だ」とも。そのじいさんは武蔵の殺気を「不細工な殺気」と評した。
この殺気についての二人のやり取りが、この巻では一番気に入った。
手当たり次第に攻撃的。凶暴そのもの。ぱっと見は強く見える。しかし怯えているに過ぎない。怯えて威嚇する獣。
「先に手を出されたら負けるからその前に殺してしまえ」「殺られる前に殺れ」
攻撃することで恐怖を忘れる。本人は恐怖していることにすら気付いていない。
弱い犬ほどよく吠える。

2002-04-30 ▼ 出会い 4.0

バガボンド(5)(モーニングKC)
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レビュー総数 3 件
レビュー評価 4.5.0
発売日:2000-01-21
在庫あり。

バガボンド(5)(モーニングKC)

2007-09-22 ▼ 「命を教わる。ありがとう武蔵」 (本編より) 4.0

全世界で1億部を売り上げた『スラムダンク』の作者井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の架空小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画。
基本的な設定と大筋は原作通りだが、実際の内容は別物といっていいものになっている。

この巻では槍術で名を轟かす大和國興福寺に乗り込んだ武蔵と
若き天才・宝蔵院胤舜の一騎打ちがほぼ全編に渡って描かれている。
長物相手によるリーチの差と対主の天賦の才により、かつてない苦戦を強いられる武蔵。
遊戯的とさえ言えるほぼ一方的な戦いにより、彼は次第に心の深奥に芽生えた
恐怖という名の獣へと呑み込まれていく…。

殆どが戦闘描写(しかも決着がついていない)という事で、正直初めてこの巻を読んだ時には
戦いの尺の長さに辟易し、内容が薄いと感じたものだが、4〜8巻までの宝蔵院編全編を読んだ後に
今一度俯瞰すると、必要な苦戦であり敗退であり、必要な長さであったと考えを改めるようになった。
非常に面白い。
驍悍な武蔵と老獪な胤舜の戦術の対比の妙もさる事ながら、戦いを通じて胤舜という「退屈な天才」の
卓越した才能と人間的な何かが欠落している不気味さを存分に描ぎ出している。
ただ、当人らが「命のやり取り」云々を言っている割には、先端を丸めて布で包んだ槍を使っているため、
幾ら突かれたところで致命傷が無く(現に、滅多打ちされているのに武蔵は無事だった)、
剥き出しの刃と刃をぶつけるような緊迫感が感じられないのが残念。

2007-04-29 ▼ 命を助ける者、命を奪う者、命を守るために逃げる者、命を捨てる者、..武蔵は? 5.0
2000-11-05 ▼ めっちゃくちゃ面白い! 5.0

バガボンド(6)(モーニングKC)
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レビュー総数 5 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2000-04-21
在庫あり。

バガボンド(6)(モーニングKC)

2007-09-22 ▼ 表紙の、遥かな高みを掴もうとする武蔵が美しい 5.0

概要:
全世界で1億部を売り上げた『スラムダンク』の作者井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の架空小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画。
基本的な設定と大筋は原作通りだが、実際の内容は別物といっていいものになっている。

あらすじ:
前巻で胤舜に敗北し、その後醜態を晒して逃亡に成功した武蔵。
彼は二代目に対し不立文字の極意を伝えんとする胤舜の師・胤栄に匿われ、
利害の一致から春日山で打倒胤舜に向けての激しい修行を開始する事になるが…。

所感:
「負けじゃねぇ。勝ちへの途中!!」 (本編より)
武蔵本人は認めていないが、前巻の胤舜との戦いの結果はどう見ても敗北とそれに続く逃走でしかない。
これは『生涯無敗』として知られ、国内・国外で多くの人々に英雄視されている宮本武蔵を題材とした作品に
あるまじき展開で、凡百の作家ならば致命的なミスになろうものだが、反面それは、
敢えてこのような展開に持ってきた井上氏の作家としての技倆の高さを示すものだと言える。
全体から見るとまだ序盤に過ぎず、それ故に数ある武蔵作品の中でもどのような位置づけになるか
定義付けされていなかったこの頃の本作品であるが、井上氏は一連の展開によって、
調べれば調べるほどにボロが出る、眉唾ものの伝説に彩られた『剣聖』ではなく、
『人間』としての宮本武蔵を描こうとしているのだと読者に伝え、今後の路線を明確に打ち出したのだと思う。
荒波に揉まれ葛藤しながら育ち、敗北をバネにしてこそ人は大きく成長するものであるという事を
SLAM DUNKにおいても作者は描いており、胤舜のような挫折なき天才と戦わせ、
それを武蔵によって証明したいが為にこの展開に持ち込んだのやも知れない。

また、この巻の後半では辻風組との決戦以来袂を分かった本位田又八も再登場し、
彼は草薙天鬼の遺骸から佐々木小次郎に手渡す予定であった允可目録を偶然入手した事により
運命の大きな変節を迎える事となる。
ちなみに、佐々木小次郎は名前が出ているのみで本人は1コマたりとも登場しない。

2007-04-29 ▼ 逃げる。 5.0
2006-05-07 ▼ 又八の出会った佐々木小次郎は? 4.0
2004-12-26 ▼ このあたりから凄く面白くなってきます。 5.0
2002-05-24 ▼ 佐々木小次郎登場? 5.0

バガボンド(7)(モーニングKC)
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レビュー総数 12 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2000-07-21
在庫あり。

バガボンド(7)(モーニングKC)

2008-06-28 ▼ 出会いと旅立ち 5.0

何に対しても攻撃的な武蔵。その上手く言い表せれない不安を高名な僧である沢庵に言い当てられる。

村人に放った悪行の償いとして罰を受ける武蔵。
その一瞬、一瞬によぎるものは「死」であった。
その身勝手な考えを根底から見直す事で武蔵は新たな再出発を迎える。          

この巻で同じく峻峭な過去を背負っている辻風黄平と一回目の死闘を繰り広げる。
次に相対する時は、互いに己の傷を負い成長しそして、どちらかが戦いの世界から身を引くことになる。


2007-09-22 ▼ 「我が剣は 天地とひとつ──故に剣は無くともよいのです」 (本編より) 5.0
2007-04-29 ▼ 獣から人間へ。 5.0
2006-06-05 ▼ ならば剣とは? 5.0
2004-08-20 ▼ 面白い~☆ 5.0

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バガボンド(8)(モーニングKC)
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レビュー総数 7 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2000-10-23
在庫あり。

バガボンド(8)(モーニングKC)

2009-10-05 ▼ それぞれのドラマ 5.0

自分は最近この『バガボンド』という作品に出会いました。
その中でもこの8巻だけは群を抜いて大好きです。
何回も何回も読んでしまいます。

まず武蔵と胤舜との勝負がとても好きです。
武蔵の剣と胤舜の槍…それぞれに2人の思いが乗っています。

自分の弱さから目を背けるための「力」「強さ」
それに気付き、目を背けることなく立ち向かう。
それが本当の「強さ」だということを胤舜は気付きます。

このバガボンドという作品はもう漫画というジャンルで括ることはできないと思います。
人々が自分の弱さに立ち向かっていく、人間ドラマだと思います。

読み手によってなにか感じることがきっとあります。
自分にとっての「力」はなんなのか…武蔵と一緒に探していきたいです。

2008-06-23 ▼ 胤舜が好きだ!! 5.0
2007-09-22 ▼ 「武蔵、また会おう。今度は命を奪い合う事なく」 (本編より) 5.0
2007-04-29 ▼ 武蔵、勝利す。 5.0
2006-10-06 ▼ 胤舜がいたから 5.0

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バガボンド(9)(モーニングKC)
本をクリップ クリップ 1 人

レビュー総数 6 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2001-02-22
在庫あり。

バガボンド(9)(モーニングKC)

2007-09-24 ▼ 「無謀と笑うか? なんの、天は笑いはしない」 (本編より) 5.0

概要:
全世界で1億部を売り上げた『スラムダンク』の作者井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の架空小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画。
基本的な設定と大筋は原作通りだが、実際の内容は別物といっていいものになっている。

あらすじ:
09〜11巻まで続く『柳生編』の第1巻。
胤舜との死闘を終えた武蔵の次なる標的は、興福寺からそう遠くない位置にある
大和國柳生藩の主、柳生石舟斎であった。
石舟斎との立ち会いを望む武蔵は、堅固な城内に侵入するための一計を案じ…

所感:
導入部であり人物描写やキャラ同士の掛け合いからなる「静」とクライマックスであり戦闘描写の「動」からなる
バガボンドの、「静」の巻。(概してこの作品は「静」の方が面白い)
既存のボロ布から武芸者らしく服装が改まり、武蔵の心に余裕が生まれたせいか、
宝蔵院編とは違い、全体の雰囲気が柔らかく穏やかなものになっている。
加えて荒武者の集まりでありながらアットホームな雰囲気のある柳生の高弟たち、
5巻振りの登場である吉岡伝七郎、登場するだけで華があるおつう等
多彩な人物が登場し誌面を賑やかにしている。(更には井上氏の絵による信長、秀吉、家康までも登場する)
芍薬の切り口に非凡なる才能を見、それを契機に小柳生城に招かれるエピソードは、
文学的かつセンシティブで美しい。

しかしそれはあくまで表層の事で、城内に進入した途端武蔵の紳士的な態度が一変する。
客観的に見れば所詮彼は己が上に進むためだけに柳生の勇名を踏み躙り、
名君に治められた平和な里を乱しに来た、ただの暴力の押し売りであるに過ぎない。
また一国の王とも呼べる人物が飼育していた犬を勝手に撲殺した挙句、それを契機に
乱闘を引き起こすという展開は粗野かつ強引で洗練にほど遠く、
前半の美しさと穏やかさに見出されていた美点を全て吹き飛ばす結果となったのは残念。

2007-04-29 ▼ 武蔵が柳生に挑む。一人対一城。 5.0
2006-08-28 ▼ 斬るなら斬れ。そのかわり、お前も道連れだ!! 5.0
2004-05-31 ▼ 女心をくすぐる武蔵 5.0
2001-12-02 ▼ もう少し力を抜いて描いてほしい・・ 5.0

バガボンド(10)(モーニングKC)
本をクリップ クリップ 1 人

レビュー総数 4 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2001-05-23
在庫あり。

バガボンド(10)(モーニングKC)

2007-09-24 ▼ 「石舟斎が挑戦を拒むならこれしかねぇ。一人対一城の合戦だ!!」 (本編より) 4.0

概要:
全世界で1億部を売り上げた『SLAM DUNK』の作者井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の創作小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画。
基本的な設定と大筋は原作通りだが、実際の内容は別物といっていいものになっている。

あらすじ:
09〜11巻まで続く『柳生編』の第2巻。
剣聖石舟斎に挑むべく、城内への侵入に成功した武蔵。
連れの城太郎が領主の犬を勝手に撲殺した事を利用し、合戦と嘯き警護の兵士に襲いかかる。
目的はあくまで天下無双・柳生宗厳の寝所であったが、彼の前に忠義に篤い柳生四高弟が立ちはだかる。
更には幼馴染みのおつうまでもが抜剣して立ちはだかり…

所感:
相変わらず絵が美しく、またストーリーの方も流れるようなプロットが美しい。
中でもおつうが笛を演奏している間の、SLAM DUNK最終巻を彷彿とさせる無言・無音の戦闘描写、
おつうの脳裏を過ぎる美化された武蔵の肖像と、交錯するようにして描かれる
ずぶ濡れになって渾身の力でもがき回る醜猛な武蔵の対比図は出色の出来。

欠点は斬り合いが重要なファクターを占める本作において、肝心の戦闘描写がおかしい事。
握り方や重心や位置関係、コマ間の動きの繋がりのおかしさなどは言うに及ばず、
木刀を投げつけられただけの人間や鍔迫り合いをしていた人間が、
大の大人にも関わらず3メートルも後方に吹っ飛ぶドラゴンボールのようなリアクション。
軽く5mはジャンプして、空中で3人の敵を同時に打ちのめす、
カンフー映画のワイヤーアクションの如き武蔵の離れ業。
緊急事態にも関わらず、一国の領主を守るにしてはあまりにも手薄な警備と数の少ない兵士たち。
また四高弟の実力も2巻前まで戦っていた胤舜に遠く及ばぬため、
多数を同時に相手にしているにも関わらず、胤舜との立合い時のような張り詰めた緊迫感も凄みもない。
欠点を挙げればきりがないが、それでも前述の通り各所に見られる演出力とプロット構成が素晴らしく
わざとらしく泣きじゃくるおつうとの掛け合いも面白いので☆4つとした。

2007-04-30 ▼ 辿り着く。 5.0
2004-08-02 ▼ つ…ついに…!!! 5.0
2001-11-27 ▼ とにかくスゴイっす 5.0

バガボンド(11)(モーニングKC)
本をクリップ クリップ 1 人

レビュー総数 4 件
レビュー評価 4.0.0
発売日:2001-08-20
在庫あり。

バガボンド(11)(モーニングKC)

2007-09-24 ▼ 「天下無双とは、ただの言葉じゃ」 (本編より) 3.0

概要:
全世界で1億部を売り上げた『SLAM DUNK』の作者井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の創作小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画。
基本的な設定と大筋は原作通りだが、実際の内容は別物といっていいものになっている。

内容:
09〜11巻まで続く『柳生編』の最終巻。
剣聖石舟斎と対峙した武蔵と柳生編のエピローグ、おつうの旅立ち、
親族と別れた又八による梅軒編のプロローグが収録されている。
真の無双と出会う事により、自分の知るもう一人の無双・当理流新免無二斎の小ささを知る武蔵。
父を嫌悪しながらも、知らず知らずのうちに父と同じ道を歩んでいた彼はようやくその呪縛を脱する事になる。
そして石舟斎の言葉により、自らが執着していたものが空疎な概念に過ぎない事を知った事で、
彼の探求の旅はアンチテーゼによって道を塞がれ、葛藤の中新たな止揚へと向かう事となる…。

所感:
石舟斎と武蔵のやり取りは、神秘的で文学的ではあるが、井上氏が伝えたい物事に表現力が追いついていないというか、
寝転がっている老人相手に武蔵が勝手に驚いて勝手に畏まっているようで、傍で見ていて滑稽と言う他ない。
上泉伊勢守に宗厳・胤栄が圧倒された時のような、読者を納得させるに足る説得力が不足している。
また、結局序盤であれだけ持ち上げた柳生兵庫助は武蔵と戦う事なくそのまま柳生編が終了してしまうが、
原作を大きく改変し、武蔵と胤舜との戦いとその勝敗までも「秘史」の一言で片付けてしまった本作なればこそ、
歴史には存在しない (ただし武者修行の旅の途中で対面した事はあるらしいが) 武蔵と兵庫助との戦いを描いてほしかったところ。
実力的にパッとしない四高弟の対決はどちらも明確な勝敗が描かれる事なく武蔵の逃亡で終わってしまっただけに、
加えて彼との戦いも描かれなかったのは消化不良、カタルシス不足の感が否めない。

2007-04-29 ▼ 天下無双を知る。 5.0
2006-05-06 ▼ 柳生石舟斎の言う伊勢殿とは 4.0
2001-09-23 ▼ ついに柳生編決着! 5.0

バガボンド(12)(モーニングKC)
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レビュー総数 2 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2001-11-22
在庫あり。

バガボンド(12)(モーニングKC)

2007-10-03 ▼ 「もうここには権叔父はいねぇ…。肉の塊になっちまった…」 (本編より) 5.0

作品概要:
全世界で1億部を売り上げた『SLAM DUNK』の井上雄彦氏が
歴史小説界の巨峰・吉川英治氏の創作小説 『宮本武蔵』 を元に
大胆なアレンジを加えて作り上げた剣豪漫画、第12弾。
10巻後半から12巻まで続く『梅軒編』の2巻目。

ストーリー:
鎖鎌で知られる宍戸梅軒と戦うため、安野郷は雲林院村へ向かった武蔵。
その彼を追う又八一行、おつうと城太郎、梅軒を討つべく安野郷を訪れる甲斐正嗣郎主従。
死神・梅軒が巣食う冬枯れの山に、様々な出会いと別離の荒涼たる綾織り錦が紡がれる事となる…。

所感:
黄落し尽くして寒々とした枝のみが残された木立、晩秋の一面の枯野、浮浪者の如く薄汚れた衣装、
志を遂げる事無く虚しく屍を晒していく登場人物、屍肉に群がる烏、
失って初めて解る隣人のかけがえの無さ、老醜による偏見と錯誤に満ちた妄執、
何ひとつ為せず地べたを這いずり回り、今また逃げ回っているだけの又八の不毛な人生、
世の全てに絶望したかの如く、死んだ魚のような目をした梅軒…
この巻には紙面くの々に至るまで、今までにない殺伐、荒涼たる雰囲気がある。

冒頭、武蔵が数々の武芸者たちを一蹴していく描写は爽快感がありながら、
偽者たちを倒せば倒す程、虚栄心からなる勇名だけが一人歩きしている武芸者たちの実態を知り、
自らの強さに自惚れるどころか、虚しさだけが募っていく心理描写が面白い。
また原作とは梅軒の正体が異なっている演出も素晴らしく、
武蔵との戦いの前に鎖鎌で瞬時に他の人間を殺害して見せた事で、武蔵と梅軒の戦いも
気を抜けば一瞬で死に至るという、どちらが勝ってもおかしくない緊迫感のあるものとなっている。

唯一のネックは戦闘描写。武蔵は梅軒の鎖を「生き物のようだ」と形容したが、
本当にこれはネビュラチェーンのように生きているのではないだろうか。
柳生編では、木刀を投げつけられた人間や鍔迫り合いをしていた人間が3メートルも後方に吹っ飛んだり、
武蔵が軽く5mはジャンプして空中で3人の敵を同時に打ちのめしたりと、
ファンタジー漫画めいた戦いを繰り広げていたが、本巻の梅軒の鎖の扱いもまた物理法則を無視した、
更に現実離れしたものとなっている。
とはいえ、バガボンド全巻を通じても白眉の巻であり、優れた一冊である。

2002-01-11 ▼ 鎖鎌の恐怖 5.0

バガボンド(13)(モーニングKC)
本をクリップ クリップ 1 人

レビュー総数 8 件
レビュー評価 5.0.0
発売日:2002-03-15
在庫あり。

バガボンド(13)(モーニングKC)

2009-11-12 ▼ 泣いた 5.0

私はこの13巻を読んで初めて漫画で泣いた。
辻風黄平という人物は2巻で登場したときから、
その表情は残酷で美しく、悪人であるのに非常に魅力的な人物として描かれていた。
この巻ではその美しい顔と、辻風が唯一持っていた自分の存在価値を叩き切られた後の、
彼の絶望と、その中でこそ心の拠り所となった少女の存在が、
悪の化身であるかのような彼に、唯一の光となって差し込む。
心の闇をすべて抱え込み、心を無くし、世を恨み人を憎んでも、
過ちを犯しても、結局、自分を救ってくれるのは人でしかないのだと、
人間は愚かで弱く、独りでは生きていけないのだと今更ながら再考した。
負けの美学というものを、ものすごく哲学的に見させてもらいました。

2005-09-20 ▼ この世界、登場人物全てが主役 5.0
2005-06-08 ▼ 絵が激うま!! 5.0
2003-12-12 ▼ 深い 5.0
2002-04-25 ▼ バガボンド第2章の始まり 5.0

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バガボンド(14)(モーニングKC)
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バガボンド(14)(モーニングKC)

2008-01-23 ▼ 漫画の枠を広げたね 5.0

小次郎編に入って作者は一皮むけたね。「漫画の枠を広げたい」って言っていたのを覚えてるけど、見事成功したと思う。
今は27巻まで発売しているけど、13巻から、この14巻も含めて、17巻までの漫画の書き方は、手塚治が目指し大友克洋が完成させた、映画的表現の更に上を行きましたね。
漫画で映画を作るというスタイルより、劇画みたいなタッチで絵そのものの魅力を伝える為に、出来るだけ一枚の絵の馬鹿みたいな動きを控えていると思います。
漫画の魅力と絵本の魅力をミックスさせた感じですね。
これは、従来の漫画を書くのが上手いと言われている人の画力では、絶対に辿り着けない領域です。
今まで本は、沢山読んできましたが、ここまでのエンターテイメントであり芸術は初めてですね。映画すら超えたかもしれない。

2007-04-30 ▼ 佐々木小次郎編。鐘巻、親になる。 5.0
2007-04-15 ▼ 小次郎編によって、井上のバガボンドは原作とは別の次元に 5.0
2002-07-04 ▼ 天才の軌跡 5.0
2002-07-01 ▼ 天才の軌跡 5.0

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バガボンド(15)(モーニングKC)
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バガボンド(15)(モーニングKC)

2007-07-16 ▼ 大人の方が心を揺さ振られる 5.0

この話は様々な経験を積んだ大人の方が心を揺さ振られると思う。何故ならそれは鐘巻自斎という男のキャラクターにある。
昔は名剣士と言われたが今では年老いて腕も落ち、しまいには自分の弟子にさえ負けて、自信をもなくして自殺を考えてる男。それが鐘巻自斎と言うキャラだ。
ある日、その自斎の前に赤子が現れ、その子を育ててほしいという頼みがくる。その赤子が佐々木小次郎。
剣の道にのみ生きて、他に何もできない自斎は戸惑う。だが、自分がいないと死んでしまう赤子と触れ合うことで、自斎の中に、消えかけていた生きる気力が蘇ろうとしていた。
それから9年の時が経ち、自斎に村の悪党を退治してほしい、という依頼がくる。年老いた自斎には勝つ自信がないが、世話になった村人の為に相討ちする覚悟でそれを引き受ける。だが、その悪党の前には何故か9歳になった小次郎がいて、、、となる。果たして自斎は勝てるのか。

誰かこの話だけでも映画化できないもんだろうか。傑作だ。

2007-07-07 ▼ 一枚絵は巧いとは思うよ… 3.0
2007-04-30 ▼ 小次郎、人を切る。 5.0
2002-11-10 ▼ 小次郎の成長に注目 5.0
2002-10-29 ▼ すっかり小次郎びいきになります 5.0

バガボンド(16)(モーニングKC)
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レビュー総数 10 件
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発売日:2003-02-18
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バガボンド(16)(モーニングKC)

2007-04-30 ▼ 計り知れぬ強さ・伊藤一刀斎。 5.0

14巻〜18巻では、佐々木小次郎が生まれてから武蔵に出会うまでの物語が語られる。
育ての親・鐘巻に剣を教わりたがる小次郎。しかし鐘巻は、小次郎に「お前には剣を教えない」と言う。小次郎はそんな鐘巻に襲い掛かりその都度、鐘巻に返り討ちに遭う日々を送る。
そんな時、鐘巻を伊藤一刀斎が訪ねてくる。鐘巻よりも剣才があり、名も知られている伊藤だが、未だに鐘巻を師と仰ぎ、自分が鐘巻の一番弟子であると公言する。伊藤は、弟弟子の小次郎の中に虎を見てその虎を目覚めさせようと小次郎を挑発する。
小次郎が海辺を歩いていると、伊藤を捜す吉岡一門とすれ違う。中には、若き日の伝七郎、植田もいた。伊藤は、これは良い機会とばかりに小次郎と吉岡一門とを戦わせる。
小次郎は二人を切り、伝七郎と対峙する。しかしその時、伊藤は、刀に対する恐怖の全く無い小次郎の様子を見て、小次郎の足に刀を突き刺し、小次郎に刀で切られる痛みを経験させる。それは小次郎がまだ赤ん坊の頃に沢庵がやったのと同じ行為だった。小次郎の脳裏に痛みの記憶が蘇る。小次郎は恐怖を覚えるが、まだ戦いを止めようとしない。小次郎は戦いを楽しんでいた。
伊藤も戦いを止めない。口ばかり達者で度胸の無い伝七郎は、父・拳法の名前を再三再四叫んで、戦いを避けようとするが、耳の聞こえない小次郎に父の威光は通じない。伝七郎は自分を奮い立たせ、遂に小次郎との生死を賭けた決闘を覚悟する。
武蔵が剛なら小次郎は柔。小次郎には不思議な魅力を感じる。この頃の伝七郎はあまりにふがいないが、あえてその成長ぶりを見せる漫画、作者は凄い。

2003-04-30 ▼ 佐々木小次郎の耳が聞こえないという設定に驚き 4.0
2003-02-26 ▼ おりんちゃんはほとんど出ない 5.0
2003-02-25 ▼ 躍動。 4.0
2003-02-25 ▼ 武蔵はどこ? 2.0

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バガボンド(17)(モーニングKC)
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レビュー総数 3 件
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発売日:2003-06-23
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バガボンド(17)(モーニングKC)

2007-04-30 ▼ 小次郎旅立つ。天下無双の旅。 5.0

14巻〜18巻では、佐々木小次郎が生まれてから武蔵に出会うまでの物語が語られる。
前巻からの続きで伝七郎とのチャンバラを楽しむ小次郎。小次郎と伝七郎は剣を通じて語り合う。小次郎は伝七郎を倒すが、伝七郎に止め(とどめ)をさす前に力尽きる。小次郎と伝七郎、二人はこの戦いで剣士としての何かが目覚める。
伊藤から小次郎が人を斬ったと聞き、鐘巻は小次郎を伊藤に預けることを決める。小次郎は天下無双を目指して伊藤と共に旅へ出ることに。
小次郎が立ったしばらくの後、鐘巻は小次郎宛の印可状を書き、弟子の天鬼に持たせる。これで、又八が出会ったのが鐘巻の弟子・天鬼であったと分かる。
ようやく話がつながった。そして、もう少しで時間軸が一巻につながる。そう、あの関が原の合戦へ。

2003-06-21 ▼ 覚醒。 5.0
2003-06-10 ▼ 漫画界の日本代表 5.0

バガボンド(18)(モーニングKC)
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レビュー総数 8 件
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バガボンド(18)(モーニングKC)

2007-05-01 ▼ 運命の出会い。武蔵と小次郎。 5.0

14巻〜18巻では、佐々木小次郎が生まれてから武蔵に出会うまでの物語が語られる。
遂にあの一巻の舞台へ。あの関が原の戦いの戦場。
この戦場で武蔵と小次郎が出会う。
伊藤が面白がって通りすがりの兵隊を挑発し、武蔵と小次郎は共に関が原の戦いの残党と戦うことになる。二人はすでに出会っていた。しかも仲間として一緒に戦っていた。
武蔵がなぜ脚を怪我していたかも明らかに。
武蔵が主人公と思いきや、主人公は二人いた。これから読む人はまず14巻〜20巻を読んでから1巻に戻ると面白い。そうすれば、その人にとっては佐々木小次郎が主人公になる。

2003-12-28 ▼ あっぱれ 伊藤一刀斎 5.0
2003-12-21 ▼ 武蔵と小次郎 5.0
2003-12-17 ▼ renamilk's tea party 3.0
2003-11-30 ▼ 輝きを増す小次郎 5.0

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バガボンド(19)(モーニングKC)
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レビュー総数 13 件
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発売日:2004-03-23
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バガボンド(19)(モーニングKC)

2007-05-23 ▼ まわりに目移り 5.0

小次郎はここでも生き残るというこおはもうわかっているからこそ、手を抜かずどのように強くなっていくかが丁寧に描かれています。このマンガの好きなところは着られる者にも人生がある、にもかかわらず惨めなくらい圧倒的な二人の主役の前にばたばたとたおされていく。

結果よりも過程を、主人公よりも周りの人々のことが気になります。

2007-05-01 ▼ 小次郎、臆病を知る。 5.0
2004-07-04 ▼ 強さと臆病 4.0
2004-04-05 ▼ 元々、小次郎派の私にはうってつけの書です。 5.0
2004-04-04 ▼ 小次郎、如何に! 5.0

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バガボンド(20)(モーニングKC)
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バガボンド(20)(モーニングKC)

2009-06-04 ▼ バガボンドで初めて泣いた 5.0

本当にボロボロ泣いてしまった

小次郎と巨雲の“会話”の一つ一つに感動してしまう
これが剣に生きた男達の答えなんだな・・・

バガボンド(特に小次郎編)を読んできた人なら、あの哀しい程の青い空にカタルシスを覚えることだろう


小次郎俺たちは―
抱き締めるかわりに斬るんだな

2008-02-17 ▼ 「アー!アッアッウアー」「お前も改善されたか!!」(本編より) 3.0
2007-05-01 ▼ 小次郎、友を斬る。 5.0
2005-10-01 ▼ 最愛の友 5.0
2005-02-21 ▼ 主人公休憩は井上漫画ならでは。 5.0

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バガボンド(21)(モーニングKC)
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レビュー総数 25 件
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バガボンド(21)(モーニングKC)

2010-02-27 ▼ 天下無双の意味 5.0

子供の頃、武蔵を見て抱いた疑問。そして、おそらく全ての人に生ずる漠然とした疑念。その提起が、ここにありました。偶然に勝ち負けを委ねたのでは、「天下無双」である筈がない、と。勝つことが、偶然でなく必然に委ねられなくばならない、と。そうして、ではそれは何なのかと、刊を追うのでしょう。今でもあるのです。例えば、公認会計士などは、受験資格は仮に大卒であっても、偶然に委ねるわけにはいかないのです。ならばどうするのか?大学院卒のみの、とするわけでしょう。いわゆるパワー・エリートの試験というのは、受験資格というのはそれ以上でもそれ以下でもないはずです。もし、そうでないのなら一科目ずつ取得できる試験の筈です。そこに、「天下無双」と同じ心を診ます。あるいは、同じ視座というか。

2007-05-01 ▼ 吉岡清十郎、遂に武蔵と剣を交える。 5.0
2006-11-26 ▼ バガボンド 5.0
2006-02-18 ▼ これの映像化って難しそう。 5.0
2005-11-20 ▼ 色っぽさがにじみ出てる 5.0

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バガボンド(22)(モーニングKC)
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レビュー総数 20 件
レビュー評価 5.0.0
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バガボンド(22)(モーニングKC)

2007-05-07 ▼ 清十郎 5.0

この巻の最初に載っている『背負いしもの』は今までの話の中で一番好きです。前話の『居場所』が武蔵視点だったのに対してこっちは清十郎視点になってますが、短いながら吉岡清十郎が背負っているものがどれほどのものか解った気がしました。武蔵に斬られる瞬間に伝七郎その他の人物が頭をよぎる瞬間の所が一番良かったです。

2007-05-01 ▼ 巨星去って腐りゆく吉岡道場。 5.0
2007-02-20 ▼ 激闘の果てに… 5.0
2006-08-20 ▼ 決戦前の鎮魂・・・そして静寂 5.0
2006-06-19 ▼ 侍 5.0

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バガボンド(23)(モーニングKC)
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レビュー総数 16 件
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バガボンド(23)(モーニングKC)

2007-05-01 ▼ 又八に自分を見る。 5.0

遂に出会った自称コージロー又八と佐々木小次郎。又八は、吉岡の手だれを斬り捨てる小次郎を見て、自分がなりたかった姿を重ねる。武蔵と一緒にああなりたかった。強い武蔵に憧れ己の非力を嘆く又八。世の中のほとんどの人が又八と同じ。しかも又八のようにそれを認めることのできる人はごく僅か。大半は事実に目を背け、自分よりも弱い人間をいたぶって自分の非力さを隠蔽する。又八は己の非力を認めた上で成り上がるべく小次郎にすがった。力のない者が生きる術。それは強き者に取り入ること。
又八は小次郎のマネージャーとして吉岡道場に足を踏み入れる。植田は小次郎に土下座して武蔵との一戦をお願いするが、耳の悪い小次郎には伝わらず、結局、小次郎を伝七郎の身代わりに立てることには失敗する。
この巻では、研ぎ師・光悦が「刀」を語るところが好き。
光悦は、何のために刀を研ぐか。刀とは何のためにあるか?
光悦は武蔵に語る。結局、刀は殺しの道具。美しい刀であるためには刀であってはならないような気がする。だけど、刀を己とするものは美しく、美しければ人斬りも良し。
もし刀を持つ資格というものがあるなら、武蔵や小次郎にあっても、植田にはないだろう。

2007-04-25 ▼ 井上先生のコメント 5.0
2006-10-10 ▼ 毎巻楽しませてもらっています 5.0
2006-10-05 ▼ 今回の又八も醜さ全開 5.0
2006-09-26 ▼ ここまでの 4.0

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バガボンド(24)(モーニングKC)
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レビュー評価 5.0.0
発売日:2006-10-23
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バガボンド(24)(モーニングKC)

2007-05-01 ▼ 棒切れで語らう二人の天才剣士。 5.0

武蔵が求めていたもの、佐々木小次郎、そしてそれはかつての自分。自然の中で遊ぶ子供。理の中にいる自分。そういえばイチローが安打数の世界記録を作った時、小学校の頃の打撃フォームが理想的なフォームだったと語っていたっけ。
一方、植田によって吉岡一門はヤクザ集団に成り下がった。吉岡の連中は一門の剣技に対する自信と共に武士の誇りを失った。小次郎を用心棒に雇うことに失敗し、武蔵に鉄砲を向ける植田。似合わぬと一笑に付する武蔵。
遂に武蔵、伝七郎の前に立つ。日々修練に明け暮れ、型にはまった剣を振るう伝七郎。それは人を斬るためのものではなく、剣術のための剣術でしかない。そういえばイチローは「ピッチングマシーンの球は打たない」って言ってたっけ。それは「実戦には活きない練習のための練習」でしかないって。
一方、武蔵は伝七郎の剣など構わず伝七郎をどう斬るかだけを考えていた。武蔵は刀を抜き忘れるほどに自然と調和する。

2007-02-15 ▼ 努力の次元と理と一体の努力の次元 5.0
2006-12-28 ▼ 伝七郎 4.0
2006-11-19 ▼ 伝は死んでいた 4.0
2006-11-19 ▼ う〜む… 3.0

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バガボンド(25)(モーニングKC)
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レビュー総数 19 件
レビュー評価 4.5.0
発売日:2007-03-23
在庫あり。

バガボンド(25)(モーニングKC)

2008-01-04 ▼ 伝七郎の美しさ 5.0

努力し続け、自負もある伝七郎。それでも武蔵との実力の差を感じる。
「その先」を捨て、前へ進む。吉岡の名を守るために。
伝七郎は本当にいい顔をしています。

2007-12-03 ▼ 二つの再会 5.0
2007-09-11 ▼ 虚飾の又八 5.0
2007-08-09 ▼ 伝七郎との戦いで感じたもの 5.0
2007-05-18 ▼ 「やり遂げてなどいるもんか」 5.0

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バガボンド(26)(モーニングKC)
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レビュー評価 4.0.0
発売日:2007-07-23
通常5~9日以内に発送

バガボンド(26)(モーニングKC)

2007-10-22 ▼ 心情を描く 4.0

まず、一般の人が想像する『宮本武蔵』が存在しないのは事実。史実と違うだの、ありえない戦だの、ただの斬り合いだの、…そこに非難を集中している方とは意見が合いません。確かに史実・現実を気にして読まれる人にはあまりお薦めできません。話の筋もそう進んだ様には感じられず、薄いかも知れません。でも私にはこの巻の『間』がバガボンド全体には必要と感じます。だから評価4。(1下げたのは万人向きではないから。) この巻は武蔵の心情を描くための間ととらえます。70人対1人の戦いでありながら、臨場感を出す音や風景の少なさからある種の緊張を伴う静寂、反して激しく燃える命の奪い合い、「殺し合い」でありながら、時代に遅れ始めた「刀」で答えるある種の実直さを、独特の太い力強い線で描いている。この巻は展開が進むことに重点を置くのではなく、苛烈でありながら静寂な戦の中で武蔵の心と技が、「人に至るまで自然のひとつ、自然に抱かれている」という上泉信綱(秀綱)の至った輪廻に近い境地に少し近づく。しかし今繰り広げている「命の奪い合い」の意味に、過去の自分に疑問を感じはじめる一冊。人間誰もすぐには変われない。変われたとしても何がきっかけとはっきりとわからないほど不安定かつ脆弱なモノにより変わっていくと思う。それを人がつかむのにどれほどの葛藤を要し、その後の人間を創るのか。…多くの読者が人として「危うい武蔵」だから好きで、自分とは違う強い人間だが、弱さも持ち合わせていて素直な透き通る武蔵の姿が、意外とゆっくり展開が進むからこそ含まれてると思う。バサバサ斬るだけ、展開がチャッチャと進むだけの話なら他の漫画で十分味わえると思う。私は武蔵の人間らしい「迷いながらも自分を昇華させたい気持ち」を描くバガボンド、26巻の『間』に「ありがとう」と。

2007-10-06 ▼ 癒される 5.0
2007-10-04 ▼ 1対1に期待 2.0
2007-09-30 ▼ 滑稽な小躍り 1.0
2007-09-19 ▼ ただの老害漫画 3.0

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バガボンド(27)(モーニングKC)
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レビュー総数 24 件
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発売日:2007-11-29
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バガボンド(27)(モーニングKC)

2009-08-13 ▼ 白黒漫画でよかった 5.0

恐らくバガボンドで最も大出血サービスの巻であると思います。
これがもしカラーで血が赤く塗られていたら、吐き気を催すでしょう。

しかし、初期の頃に比べると絵の凄みが全然違いますね。
大ヒット作のスラムダンク後に描かれた今作だけに
初期の頃から既に絵は達者でしたし、文句のつけようもなかったのですが
巻を重ねる毎に絵の迫力がどんどん増しているように感じます。
ペン入れをGペンから筆に変えたのが大きいのかも知れません。

この辺りの巻を読んだ後に1巻を読み直すと絵の線が細すぎて物足りなさを感じます。
決して1巻の頃の絵がダメという訳でなく、それだけ絵が益々更なる高みへ昇っている証左なんでしょう。

こからの続刊にも期待していきたいです。

2009-01-21 ▼ ありえん。 3.0
2007-12-28 ▼ いつも出ると書いてしまう、、、 5.0
2007-12-28 ▼ 人殺しすぎ 3.0
2007-12-25 ▼ 吉岡一門弱すぎ・・・ 3.0

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バガボンド(28)(モーニングKC)
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レビュー評価 5.0.0
発売日:2008-05-23
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バガボンド(28)(モーニングKC)

2010-03-15 ▼ たくわん 5.0

たくわんを民の飢えを癒すために考案したと言われる、たくわん。その傲慢にも見える、言動がいい。彼の視座は、仏の慈悲。武蔵のそれは、天下無双。そのぶつかり合いがよい。

2009-05-13 ▼ おつうと又八 5.0
2008-12-30 ▼ 七十人斬りの果てに 5.0
2008-11-08 ▼ バガボンド 最高! 5.0
2008-07-24 ▼ 戦いの後にあるものは・・・ 5.0

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バガボンド(29)(モーニングKC)
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発売日:2008-11-28
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バガボンド(29)(モーニングKC)

2009-05-15 ▼ 武蔵の成長 5.0

足の致命的な怪我からどう武蔵が立ち直っていくのかが今後の見所です。 70人斬ってきたことへの反省、というレビューがありましたが、武蔵がそれについて考えるのはもっと後ではないかと思います。 今はまだ成長途中?前進したと思っていたら後退したり。25巻の伝七郎への「早く倒れろよ」「勝ったのは俺だろ…?」にはあきれました。ここでそんなこと言うか?と思いました。 この巻を見ても分かるように、まだまだ武蔵は剣聖には遠いです。 私は武蔵より、おつうさんの気持ちを考えると苦しいです。 おつうさんは武蔵に人を斬ってほしくないだろうし、でも止められないし、それでも好きだしと、辛いです。 植田幽霊にも、幸せ否定され、近づくなと言われる始末。 おつうさん、兵庫之助さんと結婚したら、とちょっと思っちゃいました。おじいちゃん喜ぶだろうな。でも無理だよね。

2009-01-08 ▼ 成長しつつある武蔵 4.0
2008-12-31 ▼ 殺し合いの螺旋から逃れられるのか 4.0
2008-12-22 ▼ 深い 5.0
2008-12-17 ▼ 内面を描くということ 4.0

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バガボンド(30)(モーニングKC)
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レビュー評価 4.0.0
発売日:2009-05-28
通常4~6日以内に発送

バガボンド(30)(モーニングKC)

2010-01-12 ▼ おつうが健気すぎ 5.0

「天下無双」について語る武蔵。久しぶりに読んだのですが相変わらずおもしろいです。
武蔵や沢庵、又八などはもちろん、小川、所司代の板倉など、脇のキャラもみな魅力的で、登場人物一人一人が好きになれるのがこの作品の良さですね(これは井上氏の作品すべてに言えますが)

相変わらず絵も素晴らしい。「バガボンド」は私が一番読むのに時間がかかるマンガです。それはもちろん、絵を、細部までじっくり見てしまうから。

この巻で個人的に一番印象に残ったのはおつうです。
28巻以降、おつうの出番が多くなってきました。この巻でも植田の幽霊に自分の気持ちをぶつけるおつうですが、彼女の武蔵に対する気持ちには本当に感銘を受けます。いい女すぎるよ。
私は原作の結末を知らないので何とも言えませんが、幸せになって欲しいですね。

2009-11-20 ▼ 植田の幽霊使いすぎ 3.0
2009-07-07 ▼ タルい 2.0
2009-06-25 ▼ 陽炎。武蔵のたどりついた答え 5.0
2009-06-20 ▼ 何事にも捕われない真ん中 5.0

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バガボンド(31)(モーニングKC)
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バガボンド(31)(モーニングKC)

2010-01-06 ▼ もうこれは哲学書。 5.0

この漫画を書いている井上雄彦という人は、手塚治虫や藤子不二雄なんかと並んで、漫画っていう世界にとどまらず、広く、文化として人々に影響を与え、歴史に名を残す人物になると思っています。

もう、これは哲学書です。

表現の方法は漫画だけど、内容は哲学。

彼が伝えたいことは、吉川英二の原作「宮本武蔵」ってもんを借りた「哲学」なんじゃないかって思う。


学生の頃、哲学書ってもんをいくつか読みました。

が、まあ、これが、まっっっっっったく意味わからん。

まず、使っている単語の意味がわからん。

それを理解しようとするだけで苦痛。

そして断念。

まあ、ああいう本は、和訳した人がわざわざ難解にしたからわかりづらいだけで、ドイツ語やフランス語なんかの原文で読むと非常にわかりやすかったりするらしいですが。

哲学や宗教が難解でどうすんだ、って思う。

それって人間が生きて行く上で、とても重要なもの。

全然必要ない人もいるでしょうが、必要な人はたくさんいる。

必要な人はたくさんいるのに、どこにあるんだかわからないし、あったとしても、説明書が難しすぎて、使えない。

そんな感じ。

もっとわかりやすくて使いやすいものを、コンビニに置いとけよ。

って思う。


で。

コンビニに置いてあるとてもわかりやすい哲学書が、この「バガボンド」だと思う。

もちろん読んだからって、何もかもを知り得て、人生に納得できるわけではない。

当たり前ですが。

でも、素晴らしいきっかけになる。


新たな視点。

新たなテーマ。

新たな考え方。

新たな自分。

それを与えてくれる素晴らしい哲学書。

だと思います。


2009-12-07 ▼ 虎と虎ともう一人の虎 5.0
2009-11-26 ▼ 人生においての道のり 5.0
2009-11-08 ▼ 又八 3.0
2009-11-01 ▼ 良極 5.0

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バガボンド(32) (モーニング KC)
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発売日:2010-01-15
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バガボンド(32) (モーニング KC)

2010-03-04 ▼ 嗚呼… 5.0

伊藤一刀斉との接触、再び武蔵の中にあらわれる石舟斉。そして自分と向き合い続けた武蔵は…。ああ着々と終わりに向かっているのが、ほんとに寂しい。

2010-03-01 ▼ ここまで切ないとは 5.0
2010-02-12 ▼ 一刀斎の迫力 5.0
2010-02-06 ▼ はっとしました。 5.0
2010-02-06 ▼ なんかもったいないな 3.0

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吉川 英治 吉川 英治

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全巻セット: 36 件
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[著者分類]
歴史・時代小説家

[プロフィール]
吉川 英治(よしかわ えいじ、1892年(明治25年)8月11日 - 1962年(昭和37年)9月7日)は、日本の小説家
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