この本をクリップしている人 (1 人)
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Amazonレビュー
2004/12/22
「新堂作品のベースが満載」
最近の純愛路線の新堂さんも悪くは無いのだが、やはり彼の小説の魅力はアンダーグランドの人間を描く作品だろうと思います。この作品は初期の作品群で単行本としては3冊目の作品です。この作品から徐々に劇画的な印象を受ける表現が増えてきており、以降に続く「無間地獄」「溝鼠」の超ダークノワール作へと続いています。なので「忘れ雪」「ある愛の詩」でファンになった人たち(特に女性読者)にはとんでもない作品に映るはずです(笑)。 しかし、やはり私はこちらの新堂作品が好きですね。
2004/10/25
「本性を現したか」
デビューから2作はまじめに書いていたが、この作品から徐々に本性を現してくる新堂冬樹。「らくだのじいさん」には、声を出してわらってしまった。この人の本は、圧倒的なスピード感で読むものを飽きさせない。否、読まずにはいさせない。
2003/03/29
「ドス黒い描写力」
2年前の悲劇、それまで黒鷲と恐れられていた黒木は今では 犬の散歩やチケット並びまで引き受ける便利屋さんだ。 そんな黒木が1枚の写真を見てから昔の凄腕切り取り屋、黒鷲の頃 冷血漢の黒木に戻り事の真相を追求する。果たして、、、、、。内容もさることながら残忍なシーンの描写が実にいい。 食事前や気の弱い人は読まない方がよいだろう。後の「溝鼠」がR指定小説とさえいわれる基礎はここにある、 そんな迫力と切なさと汚さがうまく調和された 新堂らしい作品。講談社ノベルシリーズの中でも厚みがあり単行本のような 質感もまた魅力です。
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