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Amazonレビュー
2009/03/18
「新堂氏の作品は闇金が最高だ」
本書を読む前にDVDの作品を観ていたため、竹内力や宇梶剛士の顔が脳裏に浮かび多少邪魔になったものの、新堂氏の得意分野である闇金の作品はやはり面白い。
取り立ての非情さは他の作品(「無間地獄」や「溝鼠」)などと描写が酷似しているが、ストーリー展開が良く、最後まで楽しむことができた。
2004/09/15
「典型的新堂ワールド」
新堂氏の小説が好きならまず問題ないレベルの佳作です。 ですが内容ははっきり言って「無間地獄」の焼き直し。それに対決と言った要因を前面に押し出したことぐらいでしょう。なので彼の小説が好きなら問題なく読めます。 出てくるキャラクターは名前が違うだけでほぼ一緒だし(みなレスラーのような体型。笑)。相変わらず「うらあ!」って漫画のようなセリフもお約束だし、最後はパーが締めるといのも「無間地獄」と同一。 新鮮味はないわなあ。 で、今回ちょっと暴力映写がトーンダウン。しかし、「溝鼠」のような醜悪変態軍団の鬼畜大宴会で、気分が本当に滅入った私にはちょうど良い程度。 でも真の新堂ファン達には物足りないんだろうなあ(笑)。あっ、でも一般レベルからいけばこれも充分残虐です(笑)。
2004/07/05
「債鬼のバリバリ伝説」
ツッパリ友情物語の闇金融編であった。金がすべての価値基準になっている現在の日本を象徴するようなジャンルのエンタテイメント作品だ。お互いの力を認め合う二人のワルが、ヤクザという組織に入らずノシあがっていくところが面白かった。ワルまでが組織の中でしか行動できないなんて、なんかつまらないもんね。 お金が無ければ、買わなければいい。あきらめればいい。そういうまともな神経を狂わせるのが金融業だ。闇金も銀行も、根っこは同じである。だから銀行の役員が巻き込まれていくところなんか、私は痛快だった。貧乏人のひがみかなー。 女性があんまり魅力的じゃ無くて、峰不二子の出来損ないみたいなのばっかだったのは、残念。
2004/03/16
「何か物足りず消化不良」
金融業界の裏も表も知り尽くした作者だけあって、さすがに リアリティーがあります。ですが、作中で扱う金額が意外と 小さいので、つられてスケールも小さく感じます。 まあ、そこがリアリティであって、金に取り憑かれた男達を 描くのに金額の多寡は問題ではない、という狙いなのかもし れません。エンターテイメントとしては、まずまずといったところです が、ノワールとしても、又はハードボイルド、サスペンスと しても狙いが中途半端な気がしました。 本筋とは無関係ですが、九州弁は読み辛いですしね。 全体として可もなく不可もなくという印象です。
2003/12/31
「やはり野におけレンゲソウ」
前作「忘れ雪」で思い切りすべった新堂だったが、今回は古巣の金融業界。やはり等身大でぴったり。ストーリーが支離滅裂なのはいつもと同じだが、闇金融の実態を描くさまは堂に入っていてやはりうまい。一気に読ませる点でエンターテインメントとしてはいうことなし。ケチをつければきりがないが、炎と氷がこんなことで反目するくらいならはじめから同盟関係にはなるはずがない。 なお、オチは全読者の予想通りのお約束のオチでした。
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