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発売日:2004-06-30
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ぼくらの 1 (IKKI COMICS)
2010-02-25 ▼ よい作品ですが・・・・・・
戦いを通して、それぞれのキャラたちの心情をじっくりと描いています。
良い作品だとおもいます。
ただ4巻まで読みましたが、自分にはキャラたちが可哀想で辛すぎてもう読めません・・・・・
2010-02-14 ▼ 作者の頭の中を見てみたい
難しい言葉で飾らなくてもこの作品は異常である。
一回ロボットに乗ったら死ぬなんて設定は「ぼくらの」位しか聞いたことが無い。
一回打ったら死ぬって技はよくある。
少なくとも週刊誌系のマンガに慣れ親しんだ人には、バトルも退屈だろうし、どう足掻いても絶望しかないこの作品は酷く詰まらないものに思えるはず。
でも私はこの作品に★5を付けています。
大好きです。
11巻を読み終えレビューを書いた時には何を好きになったかよく分からなかったが今なら分かる。
私は「あ、感覚が人とズレてんな」と思う事が多々あり、
それと家庭の事情が少々特殊なため、中高時代は嫌な思い出ばかり。
いじめられた訳ではないのですが一人勝手な孤独感に苦しんでいました。
それを「ぼくらの」を読んでいると思い出すんです。
「何で俺がこんな目に」 自分に降りかかる不幸を呪い思っていたセリフを主人公達が代弁してくれる。 彼らはその孤独感に耐えながら闘っている。
それが ビューティフルです
ベリービューティフルなんです。
感動で涙が止まらなくなる理由はそこです。
恐らく 生涯自分が「他人とは違う孤独感」
なんてのを感じない人間もいるでしょう。
私はそんな人にはこの本を読んで欲しくないし、
その様な人は読んでも何も感じないだろう。
人と違う孤独感に苦しみながらも懸命に最善の道を探し出した奴、
今孤独感に苦しんでる奴に是非読んで欲しい。
問題が解決する訳では勿論無い。所詮マンガである。
でもそこから何かエネルギーを感じ取って、挫けず答えを探して続け欲しい。
そんな作品です。 ジョジョが一番好きですが「ぼくらの」はまた別格。
頑張れみんな。そして俺
2010-02-11 ▼ 何を言いたいのか詮索する程興味が湧かない
読んでいて引き込まれない、何か感情の起伏が起きる訳でもない、
子供達がサクサク戦ってサクサク死ぬ。子供が死んだから「シリアス」と呼ぶには疑問視する。
本棚の置き場所としては携帯小説の横あたりに置くとしっくり来る。
あと、一番の感想は
TVで紹介されたラーメン屋に30分並んで1000円も出して、たいした事もねーよーなラーメン喰った時の気持ち。
2010-01-18 ▼ 期待と不安募らせる一巻
和久隆ら中学生15人は、別々の学校から集った者同士による
臨海学校ですごす夏休みを満喫していた。打ち解け始めたメン
バーが海辺の洞窟で出会ったのは、秘密基地のような不思議
な空間と、「ココペリ」と名乗る不思議な男。彼は「巨大ロボット
を操って敵を倒す」ことが目的の「ゲーム」への参加を彼らに持
ちかける。好奇心旺盛な隆たちはそれを了承。実はそれが、恐
るべき世界への入り口だったとも知らずに…。
「15歳」という年齢のどこか陰のある(≒アダルトチルドレン?)子
供たち、そして極めつけはあの鋭角の目立つロボットデザイン。
それらによって、本作がもろに影響を受けているもののひとつに
「エヴァ」が入っているというのは間違いないだろう。しかしそんな
ことよりもっと重要な、このマンガの根底の部分にある「仕掛け」
は、おそらくこの第一巻ではまだ明らかにされていない。それだけ
に、敵を破壊した後のその気の晴れない独特のトーンがいわくい
い難い不気味さをかもし出し、さらにそれがその「仕掛け」への読
者の期待を募らせる。作品の出だしとしてまずまずといっていいの
ではないだろうか。
ただロボットアクションのカットはやや動きが分かりづらく、改善の
余地ありか。
2010-01-06 ▼ 完結記念
完結したので全体について書きます。個人的には評価は高いです。
通常ではあり得ない世界に人(少年少女)を配置して、その最後の生き様を書くという構成で、破滅系や救いのない話のカタルシスを楽しめない人には向きません。緻密な構成で1巻から伏線がきちんと張られ、謎解きもあり、巻を追うごとに少しずつ解き明かされていきます。
どうしても死が避けられないという理不尽な状況にこどもを置くというシチュエーションに拒否反応を抱く人は多いでしょう。「戦って死ぬ事」を必要以上に美化していると見る向きもあります。実世界では、ここまで明確に「戦って死ぬ以外に選択肢がない」と言う事は普通はありませんが.......
逆に、そういう特殊状況ゆえに、様々なドラマが展開し、非常に先が読みにくい話が続きます。序盤はこどもたちの個を中心に、中盤は親との関係など、後半は社会との関係が描かれており、良く計算されています。最終巻の引きも、うまく締められていると思います。
作者が饒舌に語る部分があります。「他者の犠牲によってたつ我々の生活・命」と、「死の準備」(いちおうメメント・モリっぽい)の2つです。これは押しつけがましい、と感じる人がいるかもしれませんが、死を扱う以上、こういう考えを作中で紹介するのは悪くないと感じました。
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発売日:2004-12-24
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ぼくらの 2 (IKKI COMICS)
2009-02-06 ▼ どんだけ!!
ここのレビュー書いてる人ズゴイ評価高いね!! この漫画、ド三流漫画だと思うんだけど… さほど少年少女の描写が凄いとも思えない。 しかも、ロボット漫画なのに躍動感が感じられない。 要するに、全然面白くない。 2巻を読む限り、命の重さを主張してるとも思えない。 オススメしません
2007-06-29 ▼ 名エピソード収録
今現在連載が続いてるぼくらのの中で、今の所最も人気があるであろうダイチとナカマのエピソードが収録されている。
簡単にまとめると、悲しいからじゃなくて頑張ってるから感動できるそんな話だと思う。
2007-02-12 ▼ 自己犠牲の果てにあるものは
本巻で「ジアース」のパイロットに指名されるのは、小高勝(彼は前巻からの続き)、矢村大一、半井摩子、の三名である。お三方のタイプを私なりに端的に表現してみるとすれば・・・、
・小高君は戦後の混乱期に台頭しそうなタイプ、
・矢村君は真面目で小さな幸せをつかめるだろうけれど、大きな成功とは縁がなさそうなタイプ、
・半井さんはがんばりすぎちゃうけれど、結果はいまひとつのタイプ、
である。
三者三様にそれぞれの人生を背負っている。十人十色とはよくいったもので、この年齢にしてこれだけの悩みや問題を抱えている。もっとも小高君の場合は、少し違うようだけれども。とはいえ、命を「活動力」とする「ジアース」に乗り込むことになった時点で、大きな「問題」を抱え込んでしまったともいえる。
今巻の特徴は「バッドエンド」な印象が強かったことである。命を張って敵を倒したのだが、究極の自己犠牲の果てに得たものは特に何もないのである。むろん、15名のメンバーの一人として「リレー」の役割を果たしたという意味では意義があるのかもしれないが。そういう意味では、敵を倒したという喜びの中で命を落とした和久隆君は、少しだけ幸せだったのかもしれないとすら考えてしまう。まあ、あくまで比較の問題だけれども。
なんだか暗い感じのことを書いてしまったが、読者としてみれば実に興味深いことこのうえない。おのずから再読したくなる作品である。その証拠に購入後3日にして3回も読み返してしまった。個人的には単に読み流すのではなく、考えながら、あるいは読み終えた時に考えていただきたいと思う。思考力不足を感じている方でしたら、なおさらおすすめです。
2006-12-16 ▼ 命の重さを感じてくれ!
続きが気になるマンガだ。
--------以下ネタバレ-----------
何と、操縦者の命1つが戦闘1回分のエネルギー
という事が判明。
戦闘が終わるたびに15人の子供の1人ずつの命が消えていく。
この事実が分かってからは
命が奪われることに選ばれた子供が主人公となって
その生活ぶりが明らかになる。
決して明るい子供の生活ではなく
暗い鬱積した子供たちの生活だ。
陰惨なストーリーにもかかわらず
画面に書き込みが少ないため
白っぽい印象が続くため
リアル感がうまく消えている。
だが、テーマは重い。
2005-04-09 ▼ 受け入れられる死
コダマの死で、戦闘後の死を受け入れるしかない現実を知る。 いつ戦闘になるかわからない不安と生への焦り。 自分の街が戦闘に巻き込まれ、身近な人が死ぬ恐怖。 自分の死が訪れるその時まで、自分がどう生きるのか。 何を守りたくて、何をしたくて、何を人に残したいのか。 それぞれの葛藤が読み手にも緊張を与える2巻でした。読み終えたあと、戦闘直前まであった日常と、操縦者がいなくても続く日常がなんともやるせなかった。
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発売日:2005-06-30
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ぼくらの 3 (IKKI COMICS)
2009-11-12 ▼ 人間という醜い生き物
人の親である男達、いち聖職者である男に弄ばれ孕まされ無念に死んでいったチズ。本当に可哀想なチズ。 人間である事がこんなにも嫌になるなんて…
2009-07-19 ▼ 残酷で理不尽な話
関や田中らが登場し一気に展開が早くなった巻。
改めて子供達が戦うスケールの広さを実感することになりました。
しかし、二巻はダイチもナカマも前向きな気持ちで戦っていたのに対し、この巻で戦うカコもチズも気持ちが後ろに向いてしまっているのが妙に生々しく感じました。
特にチズの話は、この巻で終わるわけではありませんがすごく理不尽です。読んだ人によっては軽く古傷を抉るような内容ではないでしょうか。この巻で読むのをやめてしまった人は結構いると思います。
しかしチズが自分に暴行を加えた大人を殺すことに対して、美化されているわけでもないけれど十割反発できないのが何とも言えません。
チズも正義ではあると思います。
それにしてもカコがまさかあんな最期を迎えるとは……本当に色々と残酷な巻です。
2009-02-06 ▼ ハァ…
面白くない。 なになに、敗北なら地球がポン!?戦闘が48時間を越えたら、又しても地球がポン!?このロボットの動力源は生命力!? ハァ…コックピット内で現パイロットが殺された時点で敗北決定だろ!! しかも、見る限り、操縦してる時間は数時間。それで戦闘が終わったらパイロットはポックリいってしまうのだから、48時間も操縦者でいることは不可能だろ!!まぁ、そんだけ強い敵が現れるかどうかだが。 どうか最後は夢オチにならないように祈っといた方が良さそうだね。 まっ!!私は、この巻で読むのを止めるから祈る必要はないんだけどね(笑)
2008-02-22 ▼ どれだけの人が、
このぼくらののルールを知った上で、 現実と向き合っていけるだろうか? 一概に加古の行動は至極当然だと思う 死ぬとわかってても…戦えるだろうか? 凄く考えさせらる作品です
2007-11-09 ▼ 踏みにじられた代償
前巻の2人が自己犠牲のもとにある程度の「満足」をともなって死んでいったのに対して、この巻の主役であるカコとチズは自らの欲望(というよりも怨嗟)を果たすためにジアースに乗る。
とくにチズのエピソードをどう受け取ったらよいものやら……。「ぼくらの」に出てくる子どもたちは、理由はよくわからないが、とにかく地球のために戦わなければならない。はっきりいって自分たちはコマに過ぎないことも承知している。それでも、自分たちが生きてきた意味を見つけようとしている。ただ、死ぬだけのために。
チズの行動は確かに暴走だが、そんな重すぎるものを背負わされてしまった彼女を、止める権利が大人にあるのだろうか?散々身勝手な大人たちに弄ばれて、最後は地球のためにコマとなって死ななければならない。チズを止めようとする大人たちも、チズを陵辱した大人たちと本質的には変わらない。止めたところでどうするのか?代わりにジアースを操縦するパイロットが必要になるだけである。マジメに戦えと言っても、それは「死ね」と言っているに等しい。チズがやっていることは当然正しいことではないが、だからといって彼女に語りかけるべき言葉を、われわれ大人は持ち得ないのだ。このことが、計り知れない憂鬱となって、読んでいる自分に降りかかってきた。
そして、チズの「生」のラストへ捧げられるあまりに残酷な事実。彼女はどんな答えを出すのだろうか。
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発売日:2005-12-26
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ぼくらの 4 (IKKI COMICS)
2008-02-22 ▼ 四巻の表紙が一番好き
門司…きみって奴はなんて素晴らしい人間なんだろう 顔だけじゃなく、心までも。 自分の間違いに気付き罪を償う 鳥肌立ちました
2007-06-03 ▼ 一番好きなチズ編
どの子の話も泣きましたが、チズ編は一際印象深いです。
インパクト強すぎました…チズちゃん…。
前巻で中一とは思えないチズの事情が描かれましたが、今回はその後編から。
死を決定づけられた人間の前ではどんな説得も無意味。
コエムシさえ言いくるめた田中さんでも、チズの復讐は止められませんでした。
仲間を殺して、自分を買った男達を家族や同僚ごと殺して、自分とお腹の子の死も覚悟して、それでも尚揺らぐことのなかった彼女が大きく揺さぶられます。
チズも、チズのお姉ちゃんも、チズのお父さんとお母さんも、皆好きです。
チズ編、チズの最後の願いに涙腺ゆるみっぱなしでした…。
2007-02-17 ▼ 嗚呼、門司クン
第4巻は、本田千鶴さんの後編と門司邦彦君が登場する。あいかわらず「報われない感」が続いているが、なぜだか引きつけられる不思議な作品である。「最終兵器彼女」みたく、切なさに自己投影とも違うし、なんだか原因不明で興味深い作品です。
ここで門司君が登場したことに驚きを感じました。男子チームの中では、数少ない「まともそうな」人だけに、今後の男子チームは大丈夫なのだろうかと一抹の不安も感じてしまいます。うーむ、この登板順位は予想外でしたよ。
半井さん以降だと思いますが、パラパラと細かな謎が登場しております。「耳打ち」とコエムシの会話シーン(相手不明)と陸一尉の空間移動?あたりの謎が実に良い感じです。果たしていかなる答えが用意されているのか、興味がつきません。
2006-12-16 ▼ 自分の死に方について考える
中学1年の少女を妊娠させた教師は
何と自分の姉の彼氏だった!
こんなダークな展開、誰が望んだのか!
帯の推薦者は、あの!小澤さとる先生!!
------------以下、ネタバレ---------------
読んでいくにつれ
「人の本性、悪なり」
しかし、
「自分の死を受け入れた時、善になる」
悟りを開くとは、そーいう事なんでしょうか?
神様仏様?
生きる事は、こんなにもツライのでしょうか?
悩みに悩みぬいて
死を覚悟した、中学1年生たちの
生き様と死に様が光る。
決して、単なる巨大ロボ漫画ではない。
むしろ、そのパッケージはオマケ。
2006-04-19 ▼ 待望の新刊
すでに自分の中では「なるたる」を越えている内容。鬼頭先生は巧みな人物描写が優先して評価されますが、「ぼくらの」はエンターテイメントとして見ても非常に素晴らしいものだと思います。ここまでページをめくるのが楽しみな漫画は初めてです。4巻ではチズの戦闘の決着からモジの戦闘途中まで描かれています。個人的に注目したのはウシロ。これまで感情をほとんど動かさなかった彼がカンジの言葉で…。そして何と、ジアースの契約の事でとんでもない事が!…鬼頭先生、あなたはやはり天才、いや、鬼才だよ!
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発売日:2006-06-30
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ぼくらの 5 (IKKI COMICS)
2006-12-16 ▼ 戦う相手の正体が判明
今度は、養子の子。
本当の親子ではない子供が操縦者に。
次々と登場する不幸のパターン。
幸せな子は1人もいないのか?
中学1年の少女は養子に貰われた先の
不妊だった両親にようやく出来た子供のため
命をかける。
1巻〜5巻まで
何のカタルシスも無い。
残るのは、イヤぁ〜なダークな気分。
だが続きが気になってしまう。
ようやく、戦っている敵の正体が判明。
更にダーク度数は倍増。
通常の神経を持つ人は読めないかも・・・・・。
2006-09-29 ▼ はっきり言って
鬼ですね。
鬼頭という名が示す通りこの理不尽な展開とストーリー、でもってこのおもしろさはまさしく鬼の領域です。
鬼頭先生は初期の頃から異彩を放ってましたが、まだ終わってもいないのに早急な評価だと思うけど、間違い無くこの「ぼくらの」は最高傑作になると自分的に半ば確信してる。
先ず、今までの鬼頭先生の作品と較べて思うのがエンターテイメント色がかなり強めに押し出されてるという事ですね。
ロボットのアツイ戦闘、次から次へと謎が張り巡らされては明らかになっていくスピード感溢れる展開
且つ、鬼頭先生独自のダークな世界観や繊細で時に力強く、それでいて深い描写力が一切殺す事なく、むしろパワーアップして活かされています。恐ろしい程の完成度。正直、この人の才能は底がないのかと鳥肌がたちます。
一冊一冊、一ページ一ページ、一コマ一コマにメッセージを込めて書き上げてる。表の方で天才だの何だのやたらヨイショされて調子こいてるメジャーな漫画家とはおよそ比較にならない。別格。
是非多くの読み物好きな人に手に取ってもらいたい作品です。
2006-08-05 ▼ この巻は泣けます
前巻ぐらいまでで胸クソ悪い設定(ほめてます)に慣れてきたので、このへんからはその上で起こるドラマ性の秀逸さが際だってきます。弟が生まれるのが早いか、自分の戦う順番がくるのが早いかという状況での「弟に、会えるかも――だめだ、期待するな・・・・ほら、来た。」のところでは、それでも気丈な決意を秘めた表情のマキに号泣しました。ただ悲しいとか、ただ不幸とかそんな簡単な言葉では説明しきれない気持ち。これは間違いなく『なるたる』とは似て非なるもの。サブカルとエンタメの微妙なラインで遊べる作者の非凡な才能を感じます。
2006-07-01 ▼ 最大の謎が明らかに・・・
4巻よりかは面白いとは感じましたけど、
各個人の話の展開的には、3巻の方がやっぱり面白いかなぁと思いました。
それでも5巻が面白いと思えたのは、
個人の話よりも、シリーズ共通であった最大の謎が明らかになった事です。
正直、明らかになるだけではあの内容は賛否両論はあるかもしれませんが、
明らかになったあとの展開で、その最大の謎を利用して、
また次の巻を楽しませようとする鬼頭先生の巧みな技は、実に面白いと思いました。
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発売日:2006-12-26
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ぼくらの 6 (IKKI COMICS)
2010-01-03 ▼ 生きる価値・死ぬ価値。
全11巻を読み終えましたが、最も印象深かったのがこの第6巻でした。
他のメンバーが「よく分からないまま」「私怨をはらすため」「家族や身近な人を守るため」という、
言うなればありきたりの理由で戦い、死んでいったのに対し「勝っても負けても犠牲者は出る戦い」に
大きな疑問や迷いを持ち、田中の意見に対しても簡単には納得せず、独自の決断をしたキリエの態度は
直接の戦闘シーンこそないまま終わったが、それでも非常に印象深かった。
最終となる第11巻で、ウシロとコエムシの「妹を失った兄」どうしの共感や、
次世代(?)への引継ぎより、キリエの考えや生き様のほうが心に残った。
2009-11-14 ▼ 漫画から人生を学ぶ
キリエ編の田中少尉の話は私の人生観に大きな影響を与えた。
一人一人の人間にはたいした価値はない。しかし自分が望まない
に関わらず、自分の命は多くの犠牲の上に成り立っている。
だから敗者に報いるために自分を有効活用する精一杯の努力を
するべき。
確か要約するとこんな話だったと思う。私はマイナス思考に
陥りそうになったとき、この話を思い出すようにしている。
世の中に溢れる勝ち組・負け組論を喚き散らす人たちにも
読んでほしい話だ。
2007-08-16 ▼ 良くも悪くも、「作者」を意識させられる作品
キリエ編の田中さんの饒舌ぶりにはちょっと興ざめしてしまいました。
大好きなお話ですが、時々こんな風に登場人物がうんちくを語り始めるのが苦手ですね。
これが鬼頭さんの良さといえばそうなのかもしれませんが…
チズやコモもやたらと達観していましたが、
それは彼女らの内面や経験からにじみ出ているものというよりは
作者の(若干幼稚な)人生観や生死観のことさらな主張、という風に映りました。
もう少し作者自身が裏方に徹して登場人物を上手く立ち回らせる事が出来れば
もっともっといい作品になるのに、と思うとちょっと残念です。
とは言うもののやはり面白い物は面白いです。
子どもたちそれぞれが、それぞれの方向で生と死に向き合っている。
背負った運命は同じでもそれぞれをここまで多様に描き分けられるのは
作者自身が真摯にこの子達と向き合っているからに他ならないと思います。
2007-07-05 ▼ どう生きてどう死ぬか
少年少女のロボット漫画は基本的に
「生き残る」事がメインテーマですがこの漫画は
「死ぬこと」がテ−マです。
ここが今までの少年漫画と根本的に違います。
「死ぬこと」に夢も希望にありませんから。
でも少年キリエ最後のシーンじゃこういう風にもとれませんか
「いつも死にたい・死にたいと言ってた従姉に伝えて下さい。弱虫だった僕が
戦って死んだことを」
夢も希望もとても大事な事、それと同じ位「どう生きてどう死ぬか」
も大事なことじゃないかと6巻読み終えて思いました。
2007-06-02 ▼ ベストよりベター
死を身近に置く事で、人の在り方を示そうとする話です。
「人の為に犠牲になれるか」「手に入れた大きな力を何に使うべきか」
「死んでゆく身でも何かを残す事ができるのか」「愛する者の為に他人を犠牲にできるか」・・・
それぞれが残り少ない生で、必死にそれぞれの回答を残して死んでゆきます。
それでも、この作品が暗くなりすぎないのは、「ぼくらの」結末が、
ベストではなくてもベターで終わらせる事が出来ているからでしょう。
この巻では、キリエが「生き残る為に他者を犠牲にする事は正しいか」という問題に直面します。
彼が見つけ出した答えは、問いへの直接的な答えではないのかもしれませんが
もっと根本的で大切な何かです。
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発売日:2007-07-30
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ぼくらの 7 (IKKI COMICS)
2007-10-28 ▼ 中だるみ・・・
この手の作品は、最終回のふろしきのたたみ方がすべてですから・・・
なんとも評価できませんが・・・
2007-10-27 ▼ 人間とは。
このマンガを読んでいて、鳥肌がたってしまった。
加古功の章で、いったいこんなものを描いて何の意味があるかわからなかったからだ。それまで非常によくできていて、じんわりくるシーンも数々あったマンガが、なぜ急にこんな展開になってしまったのか、全く理解できなかった。
違う。
違った。
作者が伝えたかったのは、人を助けるために命を張る子供達に対する感動を描く気などさらさらなかったのだ。(ただの僕の意見です)いかに人が追いつめられたときに、いかなる対応をするか。そしてこの七巻では、さらなる窮地に追い詰められていく。そこでも正気を保っていられるのか。自分が死ぬと分かっていて、他の世界で似たような境遇の六十億人が死ぬとわかっていて、それでも、それでも、みたことのないような機械と、中身は人間が操作している機械を、はたして正気で倒せるだろうか。
それでも、この世界は素晴らしくて、守る価値がある、なんて事を、随所にいれているのが、いいな。守りたい人がいて、家族でも、恋人でも、友達でも、命を懸けて守るべき人がいる。そんな普段の生活ではささいなことが、本当に、苦しいときにとっては、救いになるのかもしれないな。
是非読んでほしい。読み出すと、けっこうはまるよ。
2007-09-20 ▼ 駄作
非情さを前面に出した話は評価は高くとも薄っぺらい内容の物が多い気がする。
まさにその手の作品の典型のように感じた。
人間の内面とか描きたいんだろうけどたいしたことも描かれてないので
キャラ立たせては殺しキャラ立たせては殺しの繰り返しにしか見えない。
そろそろ話の核心に触れてきたので今後に期待したいところだが
こんな話どうやってまとめるつもりだか。
2007-09-05 ▼ 新刊
個人的に今一番続きの気になる漫画。綿密に練られた構成や、ストーリー展開は本当に舌を巻くほど巧みで、すでに言われているがじっくり読まないとわからないくらい伏線の張り方が自然で巧妙。契約者の数も少なくなり、やはり気になるのは「未契約者」と「結末」だが、自分の予想通りなのか、それともウラのウラをかかれるのか、想定外のことが起きるのか…非常に楽しみである。
この作者のことだから見事に読者の期待と予想を良い意味で裏切ってくれるのだと、信じている。賛否両論が見事に二分する前作の「なるたる」のラストは僕は好きだったが、この「ぼくらの」は絶対そういう終わらし方をしてはいけないと思うので……今後の展開を想像しながら、来る日のラストを心待ちにしています。
2007-09-01 ▼ 7巻で気になったこと。
残ったのはウシロとカナの兄妹、ウシロの友人のカンジともう一人、あの人。
となると契約していない子はあの人に絞られたよう。
敵のパイロットが3人連続で出てきたが、次も出てくるのか。
カナが探している人(p78)はTVディレクターが探している人(p139)と、同一人物のように思える。
その人物が教師の畑飼、チズの姉に、どうも絡んできそう。
チズ姉は第20話に見られるように、この物語のキーパーソンのように思われる。
もしかして、ウシロより先にカナが選ばれてしまうのかもしれない。
・・・全部連載を読まない段階での予想だけど。
それにしても登場人物の描き分け、入念な伏線は見事なものだ。
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レビュー総数 17 件
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発売日:2008-01-30
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ぼくらの 8 (IKKI COMICS)
2009-07-19 ▼ 一番ドキドキした巻
「ぼくらの」の既刊は一通り全て読みましたが、その中で一番ドキドキしたのがこの巻でした。
五巻で戦っている相手の正体が明らかになるまでずっと頭の上に「?」が浮かんでいましたがそれが回収され、ここまで来たかという感じです。
カンジ戦はまさかああ来るとは思いもしなかったので非常に驚きました。
ただそれを促したのがウシロというのはあまり驚きませんでしたが。
しかし、この巻にはアンコ戦のラストとカンジ戦全てが収録されていますが、(他の方も書かれていますが)感激したのはアンコ戦のラストで流れたアンコのインタビューの部分です。
アンコはナカマに対してやや嫌みを言っていましたがナカマの台詞を言っていたので。
久々に既刊全てを一気に読みたいと思える作品を読みました。
2008-04-22 ▼ vsジャベリン
アンコ編の後編とカンジ編を収録。 未契約者を初めとしたいくつかの謎が明らかになる裏で、 カンジの次のパイロットやマチの正体など、謎が増えていく巻。 カンジ編では、はるか遠方からミサイルで攻撃してくる敵に苦戦。 足も飛ばされ、万事休すと思われた時にウシロが提案した作戦は…… パイロットの能力(パーツの位置や魂のある場所が分かるなど)は ここで生きてきます。把握しておかないと戦闘についていけません。 残りの子供は3人(うち未契約者2人)でウシロ兄妹とマチ。 終局へ向けて、いままで以上に目が離せなくなる巻です。
それと、はっきりとした描写はありませんが、中継を見た人が 「女の子の足……」とか言ってたのを聞く限り、やっぱり…… ぼかして描いてるのでなるたる程ではないですが、結構キました……
2008-02-28 ▼ 終わり方の想像がつかない
ついにクライマックスが近づいてきた。にもかかわらず、なぜか今さら若干の違和感を感じてしまう。まず最初に気になったのは、作中に登場する大人たちがあまりにも作者に都合良く当たり前に状況を受け止めすぎているような気がすること。ファンタジーなんだから世界観はもうそういうものとして読まないと無意味なのは分かっているが、なんだかあまりにあっさりしてるというか。関さんの「寛治君のわがままのせいで世界が滅んでも、仕方がない」という台詞、本来感動すべき場面なのに、前述のような理由で、なんだか感動させようとして描いてる作者の姿が後ろに透けて見えたような気がした。そしてもうひとつは、マーカーに志願した関さんが歌う時、急にアニメと連動させるようにエンディングテーマの歌詞をキャプションに持ってきた場面。たしかにアニメ版の石川智晶によるOPとEDは神懸かっていて、それだけで面白さの3割ぐらいを補っているほどの超神曲だが、原作で引用するのは何か違うような気がした。とは言いながらも、あまり考えないで作ったであろう魂が光って見える設定をここにきて生かしたり、ほとんどの読者が分かっていただろうけどやっぱりドキっとする次巻への引きだったり、随所に上手いなと思う部分はある。批判めいてしまったけど鬼頭莫宏の作品は好きだし、なんだかんだ言っても続きが気になるから今後も絶対買ってしまうし・・・。この手の漫画はいくら中盤に矛盾があろうと終わり方で全てチャラにできるから、そのへんどうなるのかすごく楽しみだ。
2008-02-08 ▼ 愚行か
さてカンジ編。相手の倒し方、そのアイディアが如何にも鬼頭莫宏らしいなぁ、と感じた。マーキングの件です。
ウシロに関しては別段意外ではなかった。しかし搭乗していた2つ目の理由に泣けた。"人類代表"なのに、ここまでするウシロに好感が持てた。
2008-02-05 ▼ 人間とは。
このマンガを読んでいて、鳥肌がたってしまった。
加古功の章で、いったいこんなものを描いて何の意味があるかわからなかったからだ。それまで非常によくできていて、じんわりくるシーンも数々あったマンガが、なぜ急にこんな展開になってしまったのか、全く理解できなかった。
違う。
違った。
作者が伝えたかったのは、人を助けるために命を張る子供達に対する感動を描く気などさらさらなかったのだ。(ただの僕の意見です)いかに人が追いつめられたときに、いかなる対応をするか。そしてこの七巻では、さらなる窮地に追い詰められていく。そこでも正気を保っていられるのか。自分が死ぬと分かっていて、他の世界で似たような境遇の六十億人が死ぬとわかっていて、それでも、それでも、みたことのないような機械と、中身は人間が操作している機械を、はたして正気で倒せるだろうか。
それでも、この世界は素晴らしくて、守る価値がある、なんて事を、随所にいれているのが、いいな。守りたい人がいて、家族でも、恋人でも、友達でも、命を懸けて守るべき人がいる。そんな普段の生活ではささいなことが、本当に、苦しいときにとっては、救いになるのかもしれないな。
この巻ではみなさんが書いている様に、寛治が活躍する。自分が住んでいる地球を守るために、ジアースを操縦する。
僕の中での英雄が、また一人、増えた気がします。
是非読んでほしい。読み出すと、けっこうはまるよ。
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レビュー総数 9 件
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発売日:2008-09-30
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ぼくらの 9 (IKKI COMIX)
2009-01-17 ▼ 物語も・・・
「ぼくらの」の物語もいよいよラストに近づいてきました。
残っているメンバーは宇白可奈・宇白順・町洋子・田中一尉の4人です。自分はアニメを見てからこの漫画を知ったので原作のストーリーを知った時には驚きました。なぜ原作とアニメでこうまで話が違うのでしょうか?
前作では長い死闘の末、関一尉の協力(犠牲)で寛治は敵に勝利することができた。
今回のパイロットは表紙にも書いてある通り可奈です。アニメにはない可奈の戦いが今ここに!!
気になった人は是非買って読んでみてください。なおこの「ぼくらの」は好き嫌いが結構分かれるマンガらしいので買う時には気をつけてください。
2009-01-14 ▼ はまる人と
はまらない人に分かれると思う。
当方も、一気にこの巻まで読んだけど、はまれなかった。
つまんない。
小難しいテーマで漫画書いてるけど、
ストーリーが単純で、絵が下手なのと、表現力が乏しいことで、入り込めず、「ふーん」って感じ。
個人的に、子ども向きの、「命の大切さ」とかを教えるのに使える程度で、娯楽的要素はない。と感じました。
2008-12-17 ▼ 相変わらず人にお薦めして良いのか微妙だけど自分は☆5。
マチとコエムシの会話でヒヤッとするポイントは、パラレル世界の住人もコチラの世界と同じ考え方をもつ普通の人間なんだな、というのが兄妹の会話(?)という生活感から静かな残酷性を感じられ面白かった。ネタバレになるので詳しく書けないけど、その後始まるメインの物語は、”血の繋がらない妹””産みの母””娘を亡くした父””ひとりよがりのバカ”の色々な想いが交差し展開するのが、とても面白かった。相変わらず人にお薦めして良いのか微妙だけど自分は☆5。
2008-11-21 ▼ 何も感じない。
戦うことに慣れて、
今では当たり前になってる。
これを読んでる僕もまた。
2008-10-14 ▼ 実は異色の巻
他の巻と比べると構図や描写がはるかに見易く、台詞と絵の比率も大分違います。
一気に読める読みやすい巻ですが、そのための仕事がなされている事に留意したいですね。
シーン毎にじっくりと味わうといいと思います。
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レビュー総数 8 件
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発売日:2009-01-30
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ぼくらの 10 (IKKI COMIX)
2009-02-15 ▼ いよいよ・・
真相が明かされていきます。小説版ともアニメ版とも異なる結末。生きてる内にこの作品に出会えて良かった、いやマジで。
2009-02-07 ▼ この作品が評価される理由
この作品は面白くないにも関わらず、これ程までに評価される理由は、この漫画を読むことによって「私って『命と言う、とてつもない命題』に関わっているスゴイ人間なんだ」と言う勘違い、又は、陶酔感にひたれるからではないでしょうか??その知力が増した感覚が忘れられず次の巻を読んでしまう…。 まぁ要するに単純な人なんだろうな。それは必ずしも悪いとは言わないが、もう少し考える力を養った方が良いよ。
この漫画を必死に読んでいる方で、気分を悪くされた方が居られれば、すみません。
2009-02-02 ▼ 諸君らの愛してくれたマチはなぜ死んだ?
ぼくらの、の中でも最もぼくらのらしいと思える巻
鬼頭先生の緻密な構成には驚愕です。悪魔的な手腕といわざる得ないでしょう。
ジアースと無事(?)契約を交わした二人は今までの戦いで死んでいった仲間の家族を訪問することにします。
そこで彼らはチズの父の元でギブすることのすばらしさという話を聞かされます、彼らはおそらく深い感銘を受けたでしょう
彼らはその後、彼らからすれば決して好きにはなれないだろうカタリ君の家族をも訪れることにします。個人的にはチズの父の話を聞いた影響もあったのではないかと思います。
カタリ君の家ではカタリ君の弟の話を聞かされ、荒れている弟にカタリ君が本当のパイロットであると弟君に話して欲しいと両親からは懇願されます。
快く快諾するマチとウシロ
彼らは弟君に優しい嘘を付きます
「僕らは君のお兄さんの仲間でジアースの仲間なんだ」と
その優しい嘘は、ジアースのパイロットを探して暗殺することを使命とする暗殺者の耳にも届いてしまいます・・・
善意が悲劇に変わるこんな話を書かせて鬼頭氏の右に出る人はほとんどいないのではないでしょうか?おそらく次が最終巻だと思うので(小説版あとがき参照)どのような幕引きなのか?今から楽しみです。
2009-02-01 ▼ 初めての救い
再びいくつかの謎が明かされる、クライマックスへの繋ぎ。 マチが契約出来なかった原因。 憎まれ口を叩いて、しかしそれでもコエムシがぼくらの地球の為に闘う理由。 最後のパイロットが背負うべき使命。 そして、残されたキャラクターたちの内面が掘り下げられ、しかし彼らの死がわかっているが故に何故かそれがとても切なくて。 マチとウシロは最後の時間を使って、散っていったパイロットたちの遺族を尋ねる。そして、どういった形であれ、人々に救いを与えていく。 その中で自らにさえ救いを見出し始めた彼らを襲う更なる悲劇。彼らが命を賭けて護ろうとしているぼくらの地球の住人によって引き起こされるあまりに理不尽な、出来事。 「オレがやる」と言ったコエムシの、一人の人間としての、何よりマチの兄としての覚悟。 どんどん引き込まれます。 最後にもう一度与えられた、闘うべき理由によって、いよいよウシロの闘いのときが迫るーー。 容赦ない作者の中に救いを垣間見たーーそんな作品。
ぼくらの。
2009-02-01 ▼ 巡礼の先に待つのは、突然の死
「転生って信じる?」
作者の永遠のテーマ「命とは?」に関わるワードが
またもや登場。
今巻は、まだ生き残っている2人が
既に死亡している仲間の家族の家をめぐる
巡礼の旅。
それぞれの家族。それぞれの人生。
1人1人が精いっぱい生きているが
特にそれが何かに取り上げられるという事がない人生。
決して平凡ではない、それぞれの人生。
それが「生きる」ということなのか。
何かに「生かされている」のか。
そして、巻末近く
あっけなく消える「命」。
魂の入れ物の「身体」と「命」
この作者のマンガを読むと
いつもそれを考えさせられる。
アニメは、あえて見なかったので
続きが気になります。
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発売日:2009-12-26
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ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
2010-02-24 ▼ 残酷なのに切なくさわやかなラスト
この漫画に出会ったきっかけはアニメ主題歌の「アンインストール」を聞いたことです。
鬱で暗く残酷なストーリーだと思っていました。 しかし、含まれた強いメッセージはむしろ、私に今を一生懸命生きることの大切さや貴重さを気づかせてくれました。
私たちは気づかないうちに、気づけないうちに何かの犠牲の上に生きている。 今を生きていることは当たり前のことではないのに、当たり前だと思ってしまう私たち。
自分の生き方を問い直してみたくなる作品です。「自分なんて必要ない」「この世界なんていらない」と日々鬱な気分になっている人にこそお勧めだったり。
ウシロとコエムシの成長ぶりと伏線回収の仕方に感動。
2010-01-30 ▼ この本を読んで、真面目に考えてみる。
作者を知ったのは、なるたるのアニメを観たときです。アニメにしていいのか…と思いました。そんな強い印象でした。本屋に行くたびに、作者の本が気になりました。目に留まる…恐ろしい。「ぼくらの」も恐ろしく引き付けられ、読み終わりました。支持をしているわけではないけれど、いや支持しているのか…だってこの作品を支持したら、何か残酷でしょう。でも、人の犠牲はずっと昔から続いてきたことで、その上で誰かが生き、これからも続くことで未来に繋がってくのかと、この本を読んで考えさせられました。 今、犠牲の上に立っている私はもっっと優しい人間に改心しなくてはとか(苦笑)作者は狂っているのではなく、物凄い優しい人なんじゃないのかとか(超苦笑)
ぶっ飛びましたが、 人が「忘れてはいけないこと」そんな感じです。
超オススメではありませんが何か感じられる作品だと思います。
2010-01-10 ▼ 切ない既視感
最後のパイロット、ウシロの戦いです。あらゆる場面が今までのパイロットたちの姿や戦闘と重なっていて、切なくなりました。鬼頭先生はコレ、意図的に描いてるのか?と思うほど。ウシロの吐露する不安、構図、戦闘形式など、これまでのシーンを改めてウシロ編に凝縮したような感じです。誰も座っていない椅子がまた、何とも言えない喪失感を演出してます。 結構えぐい結末を覚悟してたので、個人的に優しい終わり方で嬉しかったです。 命って、人間って…。そんな深いことを考えさせられる漫画でした。都合の良い癒しなんかで騙されるのが嫌な人には、全力でおすすめ。
2010-01-01 ▼ 完結
表紙のマチがかわいいです。見えていないもう半面で貴重な「ぼくらの」笑顔が見られます。
思えば話の中で子供っぽく笑うところはあんまり見られない。
この11巻はウシロの戦闘とその後のチュートリアルの様子がメインで描かれています。
最後にふさわしい戦いにふさわしくない、汚い戦いでした。
全ての戦いの終わりに救いを求める人を突き放すような悪魔のような戦いでした。
ウシロの妹として死んだカナちゃん、
その死に様を見たコエムシは何を思ったのでしょう。
妹だけは大事にしていた彼は自分で妹を消すとき何を思ったのでしょう。
妹に教育されるつもりは無かったのに、最終的に妹を通して人が死ぬ痛みを理解してウシロに優しくすることができた。
そのことをたったの一言で理解させてくれる構成は凄く良かったです。
ウシロの凄く変化した性格については、よく考えれば彼らは中1
少し悪ぶったりしていても不思議はありません。
逆に今までのメンバーが大人び過ぎていた気もしてきます。
最後に、日々ただ生きている事がどれ程素晴らしいかも考えさせられる作品でもあったと思います。
でもそれならば、戦争のドキュメンタリーを見ても同じことです。
アニメ、小説、漫画全てあっという間に見終わったのですが、この本の何に自分がハマったのか最後までよく分かりませんでした。
上手く言葉にできません。自分には人の死に様を見たい性癖でもあるのでしょうか。
ですが私と同じ感想を抱く人も少なからずいると思います。
後味が悪い最高の作品でした。でも、少しでも多くの人にこの漫画を読んでもらいたいです
2010-01-01 ▼ いのち。せきにん。けつい。ぼくらの未来。
人は何故生き、考え、死ぬのか。
この「ぼくらの」という作品を通して、作者の様々なメッセージが込められています。
人は何かの、誰かの犠牲の上になりたっている。
命は決して平等ではない。平等では無いが、平等だと思いたい「ぼくら」がいる。
しかし、消えていく人を傍目に生き延びたい。と、届かない明日に手を伸ばす「ぼくら」も間違いなくそこにはいる・・・
そこに至るまでの、そこに至った少年少女達の描写が醜くも美しく、圧倒的でどこか儚く描かれています
この巻では宇白順が主人公で、物語後半では思わず鳥肌がたち、目頭が熱くなりました
そして、最後のコエムシとあの人の会話が印象的です。
自然と頷いてしまいました。
余談ですが、この作品に学生の内に出会えて本当に良かった。 自分が今を生きる事についてもう少し考えてみようとおもいました。
本当に素晴らしい作品です。
−−それでは
ジアース、発進。
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