この本をクリップしている人 (2 人)
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Amazonレビュー
2009/11/14
「素晴らしい作品です。」
これは名作です。東野さんの、というより私が今まで読んだ小説の中で、
ナンバー3に入る作品です。
ものすごく分厚い本ですが、夢中で読んでしまいました。
テーマはものすごく重く、後味も決して良いとは言えないですが、
これは読み終わって「あ〜面白かった」というたぐいの作品ではなく、
現在の少年法や、
『警察は市民を守っているのではない。警察が守るのは法律の方だ』
など、色々と考えさせられる事が多く、
読み終わってからもいつまでも余韻が抜けないです。
ただ、ひとつ疑問に思った事は、携帯電話を使うシーンが多く、
電源を入れたら居場所がわかってしまうのではないのですか?
(確か酒井法子が逃げ回ってた時、そんなことを言っていた)
推理小説作家がそれを知らないはずはないと思うのですが、
どうしてだろうと、そこだけがひっかかったのは私だけでしょうか?(^_^;)
2009/11/01
「雑すぎるし単純すぎる」
この作者は大変多作である。「多作=低クオリティ」と言うつもりはないが、もう少ししっかり考えて
書いてほしい。
20年前であれば、プロットはともかく筋立ては通用しただろう。しかし映画でもフィクションでもこれ
だけリアリティが求められる現在、このような安直なストーリー作りは看過されるべきではない。この
作者が新人で、この作品が文学賞の応募作品であったら「ご都合主義極まりない」という誹りは免れない
のではないか。
平凡なサラリーマンがある日突然犯罪被害者家族になり、加害者に復讐を決意する。ここまでは理解
できる。しかし現実ならば男にこれだけ簡単に協力者は見つからない。しかも協力者は男とおなじく
子どものことで過去に心に大きな傷を負っているなんてこともない。おまけ協力者は男がアジトに
できるような「誰も住んでいない不動産」を所有していることも絶対にないのである。
早々に1人目に復讐を遂げるあたりで、「ああ2人目は無理だな」と読めてしまうし、結末に至っては
完全に反則である。都合の悪い人間は消してしまえ、では、夢オチの次に悪い結末である。
もうこの作者の本を読むことはないだろう。こういう作品がもてはやされる現状そのものに問題が
あるんだろうけど。時間を損した。
2009/10/28
「迫る緊張感」
東野圭吾は殆どハズレはないけれど、これはとても良かったです。いつもテンポの早いストーリー展開が見事です。このストーリーはあまりにも悲しくせつなく可哀想。私としては最後は主人公に思いをとげてもらいたかった・・・。何かくやしい!!!
それ位夢中でした。
とにかく最後まで息も抜けず緊張したまま読んでしまいました。
2009/09/10
「自分だったら」
もし、自分がその立場だったらどうしますか?
そんな感じで感情移入しながらあっという間に読み終えてしまった。
途中の展開も現実的にあり得そうな感じ、人間関係が出てきて現実離れはしていません。
ただ、多少無理はありますが、これは小説の範囲でOKだと思います。
映画化で心理描写をどうやってするのかにも興味がわきました。
最後はちょっと作者の手抜きが感じられたので、前半から星5つだったのが、
最後で3つに落ちてしまいました。
ただ、アメリカの昔の映画「評決の時」をパクっている部分があるかと思います。
2009/09/02
「問題提起」
中学生の娘を持つ父親として、完全に主人公に感情移入してしまいました。
筆者の少年犯罪に対する問題提起、被害者家族の果たされなかった想いに現在の司法制度、少年法の在り方を考えさせられる作品です。
終盤の「もっと遊んでから」の加害者の言葉に戦慄しました。
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