この本をクリップしている人 (3 人)
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Amazonレビュー
2010/02/04
「共依存」
読中の主人公に対するイライラ感に関しては割愛。
あそこまで多くの人間を騙し不幸に落とし、それでもなお魅力があるとされる倉持の、その魅力が私にはわからなかった。
ただ、彼らが社会人になる頃の時代背景(バブル直前〜真っ只中?)を考えると、当時は、多くの日本人が浮足立ち、誰しもが華やかな世界に憧れ、大金を大金と思わず、ウマい話にいとも簡単に魅了される、そういう時代で、そういう時代に於いては倉持のような人間が魅力ある人として認知されたのかな、と思う。
就職氷河期時代に大学生活を送り、年上のバブル世代の「あの頃は〜」話に辟易しつつ鼻白み、不景気真っ只中で社会人生活を送っている、「地道に真面目にコツコツ」が美徳とされているような世代の人間(私)にとっては、正直ピンとこない内容というか、登場人物達だった。
ただ、共依存的人間関係の発端(きっかっけ)と、その継続、そして破綻の物語として捉えると、時代や手口に変換はあれど、ある意味永遠のテーマかもしれない。
2009/12/18
「イライラするの一言」
もしあなたがこれから東野圭吾の作品を読むおつもりなら
殺人の門は一番初めに読んではいけない、と忠告しておこう。
おそらくその他の東野圭吾を読まなくなるだろう。
主人公の田島は読者をイラつかせる天才である。
幼馴染の倉持に翻弄されっぱなしなのである。何度騙されても学習しない。
主人公は倉持を殺すチャンスが何度もあったにも関わらず
倉持の話術に騙されて気持ちを萎えさえられてしまい全て失敗に終わる。
私は主人公に愛想をつかして途中で読むのを辞めようかと思ったぐらい
主人公は大馬鹿者である。
「主人公の人生に付きまとう悪友の倉持のラストはどうなってしまうのだろうか?」
スッキリするカタルシスを期待しながら諦めずに堪えて堪えて堪えて読破したが・・・
・・・ラストは後味が悪くスッキリしないものだった。
こんな情けない駄目人間の人生を600ページも描写できるのは評価したい。
だが読者の大半はこんなモノを望んでいるのだろうか?
ごく一部の読者は評価するだろう。ハッピーエンドが好きな人で
社会常識がある人は読まない方がいいだろう。この作品から得るものは何もない。
2009/12/10
「これが東野圭吾か。」
結構名の知れた作家、東野圭吾。(あくまで私から見てですが)
そんなに面白いのかー?いつか読んでみようと思っていました。
そしてこの殺人の門が私が初めて読む東野圭吾の作品でした。
ふーんこんな感じのを書く人なのかーと思いました。
最初は人間として汚いなーと感じながら読み進めて行くといつの間にか続きが気になっていました。
どうせまた奴の差し金だろ?とか思いつつも、これから主人公がどう不幸になって行くのか?今度こそ殺人の門をくぐるのか?次はなんて言って切り抜けるのかとか、考えるとページを捲っていました。
でも主人公があそこまで思慮深いのに、なんで最期の最期で騙されるのかな?とかいくら邪魔されるからってあそこまで転落するか?いくらでも巻き返せるんじゃないかな?とも微妙に考えられました。幼稚な設定だったら納得できない事もないですが。
後は、こんなボリュームがある割には最期があまりにも呆気なさすぎだなーと思いました。
2009/12/07
「関係性の結び方、執着心、劣等感…」
不幸の連続な展開と主人公にイライラさせられ通し。
何故こんなにも不幸が訪れるのか?ということに関して、読む人間によって意見が分かれるんじゃないかな?と思いました。 主人公の和幸と、キーパーソンである倉持、どちらかに分類するなら自分はどちらになるか、という点が影響してくるんじゃないかと…
そこが面白かったので、星4つ。
2009/10/29
「ストーリーは面白いが主人公にはイライラ」
途中で読むのをやめようかとおもう程不快になる主人公の優柔不断さ決断力のなさ運のなさ悪い事があれば人のせい、弱々しいこの主人公にとにかくイライラしまくりました。ストーリーは面白いが主人公にイライラして読むのをやめたくなった不思議な感情はこの作品が初めてです。
バッドエンドの話はわりと読みますし嫌いではない。 この作品はバッドエンドがどうのこうのというより主人公の魅力のなさにウンザリさせられた。
あまり好きじゃないですねぇ…………(^^)
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