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おまもりひまり(4) レトロちっくジェラシー (富士見ファンタジア文庫)
2010-03-02 ▼ サブタイトル通りのレトロな良い話
まずは口絵について触れておかねばなるまい。何とも百合でくんずほぐれつな表側も刺激的だが、問題は裏側……そーですかぁ……バナナでねぇ……バナナをねぇ……という煽情的で蠢惑的な悩殺緋鞠で中高生諸君は前屈みになってもらいたい。
さて、本編は体育祭を舞台にしたサブタイトル通りのレトロでノスタルジック、そして長い長い年月を経た愛情物語である。『ジェラシー』が、誰の、誰へのものか気になるところだが、そもそも女性陣がみんな何らかの形でジェラシーを抱くシリーズなので、この点についてさほど気にすることはない。何げに原作漫画と歩調を合わせるかのような決意を見せつつ、実際は未練たっぷり残りまくりな緋鞠が優人との距離感に戸惑い、過剰反応ですれ違う展開を同時に進行させながら、今回の新キャラ【華】の物語が描かれている。妖になるほどの強い想いを抱きながら唯我独尊のオラオラ系で隠してしまう超硬派のツンデレとも言える華だが、事の真相がもっと早く解っていればなぁという実に惜しい気持ちと、だからこそ人生を全うできたのだろうなぁという思いを抱かせるものでもあった。しかし、華の物語は最後の最後で素晴らしい展開を見せる。途中で「優人争奪戦」なるものがあったため、実はこの事を忘れ気味で読み進めていたのだが、何ともファンタジックな顛末には「ここにきてホロリとさせやがって、コンチクショー」という嬉しい感動を与えてくれた。この華の姿を見て想いを新たにする緋鞠でもあるのだが、終わってみれば「なんだ、良い話じゃないか」という読後感である。
女流作家なためか、ヒロイン達、特に緋鞠の優人に対する本心が結構赤裸々に綴られており、結構ガールズトークな場面が多かったのも今回の特長。代わりに際どいシーンは(口絵に反して)これまでで最も少なかった。個人的にはリズが出ずっぱりだったのが大いにナイス。
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おまもりひまり 1 (角川コミックス ドラゴンJr.)
2010-02-28 ▼ いいハーレムラブコメ
ちょいエロが入ってるし、出てくる女の子もみんないいキャラクターしてます。ストーリーもいい感じでたまにハーレムっぷりがカオスになりますが、それも笑えますww後主人公がどういうふうに成長するか楽しみですね
2010-02-16 ▼ ありきたりすぎる
あまりにも典型的です。ストーリー展開もキャラクターもよくある感じです。
これを「王道」として楽しめる人にはあまり問題ないかと思います。
ですが、個人的にはあまりにも見飽きた感が否めないですね。
アニメ化もしましたが、人気なのが不思議なくらいです。やっぱり王道は
安定なのかな?
まあこういうのは全部同じに見えてしまう自分もどうかと思ってますが(笑)。
2010-02-13 ▼ 女から見た感想
友達(男)が絶賛していたので、女ですが読んでみました。
興奮するとネコ耳が出ちゃう緋鞠、萌えっとしたメイドの妖精さんリズ、
クールでしたたかなロリ・静水久、高飛車だけど憎めないお嬢様くえす...
ヒロインキャラは粒ぞろいです。
絵柄もかわいくて、キャラデザインも良く、設定も王道だけどそこが良い。
「まもって守護月天!」が大好きだった自分にとっては、
久々のヒットだったのですが・・・
ほんと、エロのさじ加減がもう少し控えめなら良かったのになぁと思います。
「私とキスはできぬのか?」と緋鞠が迫るシーンなどはエロかわいくて好きなのですが。
アニメもそうなんですが、シーンに余計なアングルやパンチラが、引くというより「寒い」。
一般向けラブコメとしては星3つです。
逆に萌えキャラのエロを求めて読むなら星5つでしょう。
2008-01-31 ▼ 言う事無し・・・
絵がキレイ☆
とにかくかぁいい♪
買わないと損ですね!笑
2008-01-12 ▼ 絵買い→物語も悪くない
『おまもりひまり 1』です。
この漫画を買う人って、基本的にまず絵買いだと思います。
表紙に描かれている美少女がメインヒロイン緋鞠。いきなりパンツ出ていますが。
絵買いだからさほどストーリーには期待していなかったのですが……ものすごく素晴らしい!……とまでは言いませんが、決して悪くはないです。
それなりのライトノベルと同程度には、ストーリーも良いです。
平凡な男主人公のもとへ緋鞠が突然押しかけて……そこへ幼馴染みの美少女なども加えてのドタバタラブコメ、です。
主人公、ヒロイン、幼馴染み、その他のキャラにしても、さらっと描かれてはいますけど、それぞれ立場もありますし、葛藤もあります。
基本的には、絵が気に入ったら買って、18禁マンガ家さんが描くちょっとエッチでかわいい絵、を活用した展開を楽しむ作品です。
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おまもりひまり 6 (ドラゴンコミックスエイジ ま 1-1-6)
2010-01-24 ▼ 静水久がメイン……なの
『おまもりひまり 6』……なの。
今回の巻は、表紙イラストにも出ているシズクがある意味メインヒロイン……なの。
強大な敵、の存在は既に示されているけど、主人公たちとその敵との関係については特に進展なしで、その戦いの前の地固めといった感じの巻……なの。
緋鞠は安綱を取り戻したとはいえども随所で悲壮な覚悟を示すし、凛子は「主人公が守りたい日常」サイドとしてしっかり自己主張しているし、そして、常時好ポジションキープのロリ蛇シズクのエピソードが、作者がかなり気合いを入れて描いたと思われる本巻最大の見所……なの。まさに水を操るシズクならではの、雨降って地固まる……なの。
リズの出番は少なかったけど、くえすはそれなりに出番もあって良かった……なの。
ヤバい敵との決戦も視野に入れつつ、上記のようなエピの中で主人公は……もうラブコメのお約束である「何の取り柄もない平凡な」の域を脱して、戦闘力的にも精神的にも随分成長して強くなったようにも思われる……なの。
キャラが随分出てきたのは、ちょっとついて行けなかった気味、だけど全体としてはえっちい描写も多くて満足度は高かった……なの。直々にほめてつかわすから作者をここに呼んでこい……なの。★5くれてやる……なの。
最後のエピでのいいんちょがなかなか良かった……なの。
2010-01-17 ▼ シリーズ当初の雰囲気に戻りながらも進展はなし
サンタ姿の別表紙で年末商戦に参加しつつ限定販売で売り切れ続出、年が明けてから通常版と、まぁ何ともニクいご商売だこと……などとあちらを買い損ねた輩の負け惜しみを1つ吐いてみたり。
新たな敵の到来でどうなるかと思いながら読み始めた第6巻だが進展はさほど無し。物語の引き伸ばしに見えなくもないが、決戦に向けての準備といったところか。それでも優人の「小さな幸せを守る」という願いが具体的に表現されていて良かった。人間と妖との共存・共栄みたいな大仰なものではなく、身の回りで暮らす人々と妖達、その日常的な風景を大事にしたいというのはリアルで共感できるものである。本巻で少しだけ出てきた他の鬼斬り役の面々も概ね似たようなものなのだろう。序列参位として登場した【各務森飛白】も突出した妖退治を諌める言動を見せている。ただし、いずれ訪れるであろうタマさんこと【白面金毛九尾】や【酒呑童子】との決戦に向けて力をつけるべく優人への特訓が行われるのだが、この時に少し非情な振る舞いを見せた緋鞠に若干だが本シリーズ当初にあったシリアスさが伺える。他にも神宮寺くえすや、おそらく作者が温めていたであろう静水久の仇討ちエピソードにも狂気の様が露出しており、ここしばらく占めていたユルい路線からの引き戻しも感じられる。人間と妖との位置関係や、各人の考え方が交錯する混沌を決戦前に描いておこうという配慮かもしれない。本巻で2度ほど出てきた緋鞠の死亡フラグとも取られ兼ねない呟きも決戦の激しさと不安を掻き立てるものがある。そして最後の最後、楽しいパーティ(いいんちょがちょっと可愛い)の最中に出てきた、何だかよくわからないモノが次巻への引きとなっている。お色気成分もそこそこあって気苦労が絶えない凛子も相変わらず、そんな日常があるだけに今後の展開が気になるところである。
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おまもりひまり 6 DVD付き超限定版 (ドラゴンコミックスエイジ ま 1-2-2)
2010-01-16 ▼ 価格ほどの価値は・・・
アニメといっても、テレビの番宣レベルです。一話に繋がるオリジナルものとかを期待していたら損をします。しかも、長さは数分程度。後は声優さんが喋って終わり。コレクターなら4桁のお金を出すかもしれませんが、そうでなければわざわざ買ってまで見る必要は・・・正直無いのかなと思います。
2009-12-19 ▼ 要点のみ
要点のみを。
・定価は1000円
・DVDに胸の先とかはでてこない
・DVDのアニメ部分は2分30秒(イントロ1分+OP1分30秒)
・DVDの残りは声優のインタビュー
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おまもりひまり 0 (角川コミックス ドラゴンJr.)
2009-12-10 ▼ ガイドブック+アンソロジー
「生徒会の一存」の後番組として、2010年1月よりテレビアニメが始まる今作。
そのガイドブックとなるのがこちらです。
ガイドブックといっても、ほとんどがアンソロジーコミックですが。
ガイドブック部分は、5巻までのストーリー紹介とキャラクター紹介で構成されています。
アンソロジーコミック部分は、原作者・的良みらん先生の完全監修のもと、的良先生やにくばなれ先生、しんしん先生、黒八先生による外伝コミック計5本を収録しています。
また、小説版を担当するみかづき紅月先生書き下ろしの小説も収録されています。
ガイドブック部分はよくできていると思います。
アンソロジーコミック部分は、的良先生の作品は普段からみているので良いのですが、他の作家さんは絵がちょっと・・・、というところでした。
そういった意味では、最初に本編を買いそろえてからこの本を買う、というのがいいのかもしれません。
2009-10-27 ▼ アニメ化までの布石
ここにきて何故に「0」かと思ったが、『オフィシャルガイドブック』のサブタイトルが示すように、来るアニメ化までの布石的作品である。各キャラの設定資料集や名場面の紹介といった項目が挟まれるが、本編をしっかり読み込んでいる諸兄にはさして必要性が生じないので、本作のポイントはアンソロジー部分となろう。ここで大胆というか思い切ったところは、原作者自身の短編漫画が最も少なく、サブストーリーではあるが、本編に広がりと深みを持たせるであろう凛子やくえすの過去話を他の作家に委ねていることである。くえすの過去話が意外にシリアスでダークだったのはちょっと驚いた。あと、当然ながら、みかづき紅月女史は小説なので、漫画本の中に小説が入っている体裁となっている。それぞれの作者が独自の発想、解釈を加えているが、原作者の完全監修であり、公式見解との事。そして、本編第1巻〜第5巻までのあらすじが書かれた『コミックだいじぇすと』での、原作者の各巻毎のコメントが興味深い。ある程度の巻数で終わるつもりだったのが編集部からの連載延長要請によって長期シリーズ化され、これにより物語の流れも少し変わっていく、という経緯(良い意味での“オトナの事情”)が記されている。
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Angelical Pendulum 2巻 (セラフィンコミックス)
2009-08-02 ▼ 的良みらん先生 R-18作品 ラストラン(後編)
まず、前編にも書きましたが、念の為。
的良先生の作品の一見さんは、絶対に表紙買いや衝動買いで購入しないで下さい。
間違いなく後悔します。
また、性欲処理の為に買うのも、止めた方が良いと思われます。
Hシーン自体は中々濃厚ですが、尺が少ないので、物足りないのです。
それ以外の要素を求めている人、特に『エロ漫画にもストーリーが欲しい』と
思われている方には、お勧めできるかと思います
ただ……1巻から比して、話は大きくなって来ましたが、前巻からの伏線が
殆ど回収されていない気が……
それどころか、むしろ増えている……?
前世のチセリが何をしたのか、とか、チセリは何故蒸発させられたのか、など、
設定ぽい物が増えた割に、読者への情報提供がなってない気がしました。
まあ結局、チセリは復活(転生?)して、一成と再会するのですが。
彼女が復活したシステムについては良く分かりませんでしたが、
私はこういう『ベタベタなお約束』の使い方が大好きなので(笑
最後に、エロシーンに関して。
1巻は1on1が中心でしたが、今回は3P以上が当たり前になっています。
ですので、1キャラずつ堪能したい人には、少し厳しいかも知れません。
ただ、キャラが多くなっても、手抜き感は絶無でしたので、ご心配なく。
尤も、パイズリは殆どありませんでしたが……
基本的に、的良先生の発想や設定自体は、私は結構面白いと思うんですよ。
ただ、それを『エロシーン』に絶対尺を取られてしまう『エロ漫画』でやるのは、
厳しかったのではないでしょうか。
だから、的良先生は一般誌に転向なさった事で『出来る事』が増えた訳ですから、
ある意味、正解だったのかもしれませんね。
無論、事実はどうだったかは分かりませんが……
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おまもりひまり(3) ドラマちっくフェスティバル (富士見ファンタジア文庫)
2009-07-16 ▼ 「刺激的」すぎる優人の日常
『おまもりひまり(3) ドラマちっくフェスティバル』です。
第一章、第二章、となっていますが、長編ではなく短編集です。それも連作短編ではなく、また執筆された時期も違うので、あまり統一感はありません。作中で描かれているのも、第一章は夏休み、第四章は初詣と、こちらもまちまちです。
あらすじにある通り、描かれているのは優人とその周りに群がる美少女(らしきものを多数含む)の騒がしい日常です。
どの話も、何かにつけてみんなでわいわいし、優人と緋鞠が二人きりでいい雰囲気になってかなりエッチっぽい展開になりかけて、というところでみんなに見つかって、というオチに至るパターンが確立されています。悪く言えばワンパターンですが。
それでもエッチな展開は、元々エロ小説作家である著者の本領発揮で、非常に良かったです。特に最後のおまけの章などは、ほとんど著者のホームグラウンドである美少女文庫といった感じです。
ストーリー的な満足度は低いのですが、そちらには最初から期待せず、エロ要素の方を楽しむつもりで読むべきでしょう。
緋鞠、凛子、静水久、リズリットといったメイン格のヒロインたちだけでなく、くえすなどのサブキャラもちょっとですけど登場しているのは良かったと思います。
2009-06-24 ▼ フェスティバルというより日常的な短編集
全5章という体裁だが雑誌に掲載された短編を集めたものである。加筆・修正の明記は無いが修正はしているとの事。
【第1章】ノベライズ最初の作品。『浪漫ちっくメモリー』より前に書かれたものとなる。作品世界や登場人物の説明を交えながら原作漫画のエッセンスを散りばめて遊園地での1コマを描いている。緋鞠の肢体や、煩悩に負けた行動を取ろうとする優人などの描写もこの頃からしっかりある。
【第2章】西洋の城の話題から緋鞠が見つけた城がまたとんでもないというか、逆にナイス(?)な勘違いで……という話だが、優人と緋鞠だけで行動するパターンとオチが前話と少し似ている。
【第3章】凛子に触発された緋鞠が静水久やリズリットと結託して少々ズレた癒しとご奉公の修行をする話。緋鞠達の意図が汲み取れない優人をニブチンと静水久が非難するが、その修行方法はさすがに男心もあまり分かっていないのでは、とも思った。緋鞠達が知りたいのは他ならぬ「優人心」なので、他の男では判り得ないからである。むしろ優人の『緋鞠は緋鞠のままでいいのに』という感覚の方が正解だろう。それでも緋鞠・静水久・リズの3人が優人を癒そうと張り合う場面は面白かった。後半では緋鞠が妙に偏った知識を実践しようとするが、オチが段々パターン化している気もする。
【第4章】大晦日の一幕。寒くてコタツで丸くなったり猫舌だったりする緋鞠がなんか新鮮。初詣に出掛けるのだが、原作漫画の第3巻以降をベースにしているようで神宮寺くえすが出てきたりする。結構無理矢理なツンデレを見せるが、似たようなツッコミを緋鞠がしていた。最終的には脇役も全員集合みたいな展開となるが、最後に見せた緋鞠の思いがしんみりしていて良かった。
【おまけの章】まさにオマケと言えるが、時期的に第1章の次に出された作品であり、ストーリーよりもいやらしさに重きを置いているようである。
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おまもりひまり5 (角川コミックス ドラゴンJr. 101-5)
2009-04-23 ▼ TVアニメ化をアナウンスするための少々急ぎ過ぎな刊行では?
これまでの刊行ペースがきっちり6話ずつ収録で7ヶ月毎、本来なら本巻も6話で6月に出るのが順当なのに、実質4.5話(リズの外伝的エピソード【二十七.五匹目】は8頁の小品)に、56頁もの過去作品を掲載してまでこの時期に出す意義は何か、穿った見方をしてしまって恐縮だが、どーしても「TVアニメ化決定をアナウンスしたかった」と思えてならない無理を感じるのである(違ってたら平謝りだが)。おそらく新展開を予感させる【二十八匹目】が偶然(?)にも区切りとして都合がよかったのだろう。編集者の思惑が透けて見えるようである。本編自体は変わらぬ面白さである。変わらぬハーレムである。そして、このハーレムはまだ膨張しそうな気配すらある。ただ、『報われない不憫な幼馴染み』を驀進する凛子が今回はそれほどでもなく、文化祭の話【二十七匹目】では優人と2人で楽しむ場面さえあって「良かったネ」である。次巻以降では『妖の敵』とも言うべき同類が、かなりの強敵として緋鞠達を狙ってくることになりそうで、妖との共存を思い描いている優人の考えにも影響を与えるのかもしれない。より深みを増しそうな展開に期待とドキドキ感が高まる。だが、こうした引きで終わったとはいえ、それでも本巻の構成はやはり残念なものと言わざるを得ず、これを差し引いての星3つ止まりである。
2009-04-18 ▼ いつもよりはお買い損
『おまもりひまり5』です。
全体としては、いつも通りかなりえっちっぽい展開の連続で面白かったです。
ただ、この巻に関しては、ストーリー的な部分では不満は多いかも。
リズのエピがあるのはいいのですが、外伝的な挿入エピですし、最後に新展開として新キャラも登場するのですが、そのキャラの印象が読者の心に刻まれる間もなく、次巻に続くとなってしまうヒキでした。
そして後半は、おまひまとは別の読み切り作品です。
この作品、長さ的にも中途半端、美少女キャラが多数出てくるのですが、というか美少女キャラばかりですが、作品の尺との兼ね合いでいうと書き込みもやや中途半端。ミリタリーっぽい要素なのですが、ミリオタから見ると生ぬるいでしょうし、ミリオタじゃない人から見たらミリタリーなんかいらないですし……
読み切りに容量を取られておまひま本編の容量が少なくなっているのも、ちょっとお買い得の逆、お買い損っぽいです。カラー口絵も裏側は読み切り分ですし、カバー外した裏側の設定部分も、後ろ側は読み切り分となっています。
巻末には、おまひまに登場する鬼斬り役12家の設定集もあります。
その設定集が活きるかどうかは、次巻以降の展開が楽しめるかどうか次第です。
2009-04-10 ▼ あー
これからっ!ってとこで本編が次巻に続き、読み切りみたいなのがはじまった。それも、今巻の三分の一ほどのページを使って。正直これにはガッカリ。本編が予想以上に盛り上がってきたところで、突然つまらん読み切りみたいなの読まされても萎えるだけ。本編は相変わらずの満点!でもこの読み切りみたいなのは二点ぐらいかな。女しか出てこないから、男と女のアホみたいな絡みを見てクスクスしたい自分としては、女しか出てこないのは論外なわけで。(そーゆーのが好きな人にはオススメ出来るかも)敬礼しながら顔を「えへっ!」ってしてるのが妙に腹立ったから余計につまんなく感じてしまったり。(好きな人ゴメンナサイ!自分は媚びたカンジのする娘はキライなので)・・・・・・・・・・・・結局は好みの問題ですけど。まあここまで買ってる人はレビュー見なくとも買うでしょうが。
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おまもりひまり(2) 乙女ちっくロイヤリティ (富士見ファンタジア文庫)
2009-01-02 ▼ 凛子、チャンスだったのに!
『おまもりひまり(2) 乙女ちっくロイヤリティ』です。
今回は、優人の夏休みの里帰りで野井原でのエピソードです。ざしきわらしは登場しますが、リズは登場しません。
ゲストキャラが、犬、というか狼っ娘の銀子。
ストーリーは、優人と銀子が絡むことにより、緋鞠とすれ違い……というもの。ノベライズ作者の得意とするストーリー展開です。
都会の喧騒を離れた自然のゆったり感と、祭りを出すなどしての田舎の描写はノスタルジーを感じさせるもので良かったのですが、心理描写が物足りないというか、優人が銀子を放っておけない、それを見て緋鞠が苛立つ、などといったそれぞれのキャラの心理の動きの理由付けがやや弱いので、感情移入がしにくく、展開が作者に誘導されている感がやや強かったのが惜しいです。最後にはフラグという物語の展開も、完全にではないけどほとんど先が読めてしまいますので。
話としてはいい話なので、より説得力があればもっと良かったのですが。そういう意味では、ストーリーとしても見所のあった一巻よりは、若干評価は落ちます。
ただ、このシリーズは、ストーリーよりもアレなシーンが主な楽しみどころではないでしょうか。
イラストではアレな場面というのはほとんど描くのは不可能なのですが、文字媒体である小説だからこそ、かなり突っ込んだシーンもあります。
あとがきに基準がほのめかされていましたが、下はソフトに、上は……
これ以上はネタバレなので自粛しますが、凛子のシーンは良かったです。巨乳作家ではありますが、貧乳である凛子もよく描けていました。
2008-11-28 ▼ ノスタルジック漂う世界の狼少女物語
おおむね前巻と同様の作風である。ただ今回は夏休みの里帰りが舞台のため残念至極ながらリズの出番は無い。代わりに座敷童【伽耶】が出ているが、せっかく戻ってきた緋鞠の気持ちが優人にあって以前とは変わってしまったこと、短期滞在なのですぐに帰ってしまうことの寂しさを演出する役割なため、ちょっと可哀想なポジションにいる。あと静水久は脇役に徹しており主だった活躍は無い。というのも今回のヒロインが狼少女【銀子】だからである。今後の原作漫画への逆登場がなければノベライズオンリーのヒロインとなる。彼女の生い立ちや野井原に留まる理由、これを放っておけない優人と、その理由を慮って静観しようとする緋鞠などが本遍の主軸となる。片田舎な野井原の風景をノスタルジックに演出しながら登場人物達の想いを折り重ねた、ほろ苦く切ないストーリーが童謡童話のような雰囲気で綴られていく。良い話である。さて、本シリーズに欠かせない「危ない」シーンだが、今回やや控えめかなと思いながら読み進めていくと後半に出てくる。優人が暴走する展開が特徴的。このテの展開は通常女の子が挑発して男がオロオロするのが定番だが、本巻では凛子や緋鞠の何気ない振る舞いに端を発し「優人クン、煩悩の情動に任せて何をトチ狂っているのかな?」という大胆極まる行動に出る。ギリギリで我に返らなければどうなっていたか、という際どいシーンである。今後どこまで表現出来るか、作者と担当編集者の手腕に期待が高まる。
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おまもりひまり4 (角川コミックス ドラゴンJr. 101-4)
2008-11-23 ▼ あやかしが増えてきた
『おまもりひまり4』です。
この巻の前半は、3巻の後半から続いていたくえすと緋鞠の対決と、くえすエピソードの転結です。敗北、回復、休戦。
後半は日常系エピです。
ツンがデレになった……というと違うかもしれませんが、くえす様が良いです。3巻ではイヤなキャラっぽかったけど、この巻からは魅力が引き出されています。
凛子エピはあったけど、その中のほんの一部しかリズの出番が無かったのは残念。
その代わり登場した文車妖妃がなかなか良いキャラです。
そして常にロリ蛇が好ポジションをキープし続けています。
内容は、えっちぃシーン盛りだくさんですが、3巻までで読者もそれなりに慣れていますので、これくらいで丁度良いのではないでしょうか。
2008-11-09 ▼ バトル2割エロ7割な感じ(主観)
3巻から登場したくえす様対ひまりの戦いが良いですね。一応二転三転しているし。しかしバトルよりも「くえす様が可愛くなった」ことのほうが印象に残ります。3巻ではちょっぴり嫌な感じだったのに今ではひまりよりも可愛いかもしれない。
もしも3巻でアンチくえす様になられた方は4巻を読んでから彼女の性格を判断してからでも遅くはないでしょうね。実際3巻の時点では私もアンチ派でしたから。今では180度変わりましたね。
ところでタイトルどおり今回はいつにもまして得ろさに磨きがかかったという感じでした。これは18禁に指定しないとまずいかも知れない部分が何箇所かあります。なのでこれから購入を検討している方はエロくても大丈夫な方でないとびっくりするかもしれません。もちろん私は全く気にしていませんが。
最後に凛子の扱いですが、かなり冷遇されています。押しが足りない子は恋愛に負けるという作者のメッセージとすら思えるほどです。
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