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ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~ 9 (ヤングガンガンコミックス)
2010-03-09 ▼ 謎の片鱗がようやく
アニスとラーミアの謎・違和感の片鱗がようやく顕わになってきました。
8巻まで進みが遅すぎてイライラしたけど漸くです。
謎に関してはあーやっぱりね、または、なるほどね、とかそんな感じです。
きっとまだどんでん返しがあるでしょう。
期待してます。
藤原先生のマンガは好きなのに、展開が遅すぎてしんどかったけど
我慢して読み続けて待っててよかった。
さてさて、9巻はいままでにない明るい雰囲気です。
砂漠の国の都市イシスにて、前作「ロト紋」での懐かしのキャラが複数登場します。
そして武闘会にむけての修行がはじまりました。
漸く、続きが早く読みたいなーと思える展開になってきてうれしいです。
2010-02-15 ▼ ★★★★
個人的に面白かったです!!ラーミアとおかあさまは一体何物なのか?とても気になります。そして武術大会。早く次巻が読みたいです!!
2009-10-24 ▼ 藤原カムイの描く、世界の行方
この物語の世界観とマッチした、藤原カムイさんの絵の力で読まされてしまいます。
さて、武闘大会。。。
がはじまります。
なつかしいフレーズですよね。
のんびりしたストーリー展開は、横山光輝の『三国志』を彷彿とさせてきました。
大河ロマンです。
世界を描く話です。
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ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章 15 完全版 (15) (ヤングガンガンコミックスデラックス)
2010-02-25 ▼ ほんとの意味での完全版
感動しました★
コミックから加筆を経て
完全版になりました。
今までの思い出をありがとう。
2007-03-12 ▼ つけたし最終話
完全版最終巻です。
帯にも書かれてますけど、最終話がちょいとだけリメイク…というより付け足されてます。
異魔神を倒して世界樹が復活したところからがリメイク部分です。
・異魔神が世界樹と一体化して、改心する
・世界樹の葉によって人々が復活するフキだしなしのシーン(マンガ関係者の名前が入れられているところ)に、フキだしが入れられている
・精霊ルビスとティーエの関係が明らかになる
・タオ導師が消えた意味がわかる
・アルスが両親と会う
最後の「世界に永遠の平和を」のページで終了。通常版にあった数年後の話も載っています。
あとは外伝として、通常版にあったカダルの僧侶のときの話、ヤオの武術大会の話が載ってます。
とりあえず通常版の最後がよくわからんかった人は読んでみると納得いくかもしれません。
2007-03-04 ▼ まさに完全版!!
イマジン戦はもちろん、その後の話のやりとりもすべて完全収録!結局アルスの両親はどうなったのか、そしてティーエは、タオは?今まで気になっていたものがスッキリしました。作者が紋継ぐなどを描く条件にこれを載せてくれと言うのがほんと分かりますね!ロト紋ファンならば絶対買うべきです!!
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犬狼伝説 上 (歴史群像コミックス)
2010-02-19 ▼ 初単行本化20周年記念出版の上巻
映画監督押井守による「ケルベロス・サーガ」。
実写映画のみならず、マンガやアニメ・ラジオドラマへと
その語り継がれる領域は今も尚、拡大し続ける
壮大な日本「偽」史である。
本巻は初単行本化20周年記念出版の上巻。
上下巻で今までに描かれた『犬狼伝説』
全エピソードを収録している上、漫画家藤原カムイが
自身の手で全面デジタル加筆して仕上げている。
少し高価だが、映画一作目からのファンには
堪えられない豪華さである。
おまけは千葉繁と吉祥寺怪人の特別寄稿。
巻末の設定資料も充実の出来。
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犬狼伝説 下 (歴史群像コミックス)
2010-02-19 ▼ 初単行本化20周年記念出版の下巻
映画監督押井守による「ケルベロス・サーガ」。
実写映画のみならず、マンガやアニメ・ラジオドラマへと
その語り継がれる領域は今も尚、拡大し続ける
壮大な日本「偽」史である。
本巻は初単行本化20周年記念出版の下巻。
上下巻で今までに描かれた『犬狼伝説』
全エピソードを収録している上、漫画家藤原カムイが
自身の手で全面デジタル加筆して仕上げている。
少し高価だが、映画一作目からのファンには
堪えられない豪華さである。
おまけは藤木義勝の特別寄稿と
藤原カムイの人物デザインとあとがき。
巻末のメカ設定資料も充実の出来。
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旧約聖書-創世記 (白泉社文庫 ふ 2-1)
2010-01-26 ▼ すばらしい表現力
すごいもん見つけちゃった。
旧約聖書の「創世記」をマンガ化したものなんですが、とにかく繊細かつ大胆な絵と描写力には舌を巻きました。 マンガ表現にありがちな、隙や手抜きなんてありゃしません。「偉業」と呼んでもいいほどの完成度を誇っております。
ただ、これ未完なんですよね。まぁ仕方ないでしょう、骨の折れる仕事だし、あとは原著で読めばいいかなと。
聖書へのとっかかりにはとても宜しいと思います。
藤原カムイさん、ありがとう。
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精霊の守り人 3 (ガンガンコミックス)
2010-01-20 ▼ 良い作品でした
私の場合は漫画の1、2巻を先に読んでから原作を読んだ口なので
先に原作を読んだ方とは作品から受ける印象は全く違ったと思います。
情報量の多さで勝負できない漫画では、どうしても原作より劣る部分もあり、
シュガが空気(笑)のように感じられるところもあります。
しかしこの漫画の絵は非常に世界観にマッチしていて、印象的に心に
残るのも確かだと思います。欲を言えば4巻構成にしてじっくり
やってほしかったという思いもありますが、満足のいく内容でした。
2008-10-01 ▼ 原作未読・アニメ未視聴ですが満足です
表紙折り返し部の作者コメントによるとエピローグ部分に
藤原カムイさんのちょっとした創作、
または改変がなされいるということですが、
原作・アニメ共に全く触れていない私から見て、特に不自然な点もなく
爽やかな終わり方をしていると感じました。
3巻通して読んでみて作中の専門用語に関しては
漫画という表現方法を取っている為か
漫画絵と文章量との兼ね合いもあり多少説明不足と感じる部分もありましたが
それによってかえって原作への興味が湧いてきました。
画力に定評のあるベテラン漫画家の起用という、
メディアミックスとしては堅実な部類に入るものですが
その分原作未読でも面白く読めるほど
しっかりとまとまった作品に仕上がっています。
「精霊の守り人」という作品に気軽に触れてみるという意味でも
単行本3巻という分量は長すぎず短すぎずちょうどよい量でした。
少し値は張りますがカラー原稿を再現しているA5判サイズの
愛蔵版も既に刊行されているようです。
参考までに、以下に商品リンクを貼っておきます。
愛蔵版 精霊の守り人 (ガンガンコミックスデラックス)
2008-09-09 ▼ 最終巻です。
話しのスケール的に全3巻ぐらいがちょうどいい気がします。
TV版の方はキャラも全体的に若い風貌で頼りない感じや
間延びした感じがつよかったのですが、
コチラの方は、長いお話しの1エピソードといった扱い
他のエピソードも読んでみたくなります。
個人的にはどうせマンガにするなら
精霊の守り人のエピソードだけじゃなくて
バルサの半生をマンガにした方が良かったように思います。
2008-08-25 ▼ 終わってしまうことが残念。
このシリーズの大ファンです、TVシリーズ・原作とも違った大容量の内容がコミックス3巻でまとめられていることだけが残念、TVシリーズになかったりあったり、原作どおりであったり創作でもあったり、また新しい精霊の守り人の世界を楽しむことが出来ました、個人的はカムイ先生に闇の守り人・他のシリーズもって思っていましたが最終巻でした。このシリーズが好きな方はぜひともっていえる本です、今度外伝・愛蔵版が9月25日に発売されるようです、(作者・発売会社等は違うみたいですが)そちらも楽しみにします、文章に表すことが苦手で分かりずらかったらすみません。
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ドラゴンクエストエデンの戦士たち 14 (ガンガンコミックス)
2009-12-05 ▼ 第一部完
ドラゴンクエスト7はドラクエシリーズの中でもストーリに重きを置いた作品だと思います。
会話システムが導入され、キーファやマリベル、ガボのキャラクターが活き活きと躍動する一方で、石板を集める中で主人公が様々な人と触れ合い成長していく。ゲームとして評価が低いのは、石板ごとの小話がボリュームが多く一話完結的な形であるため、話の大筋が見えにくいからでしょう。でも想像力を働かして、彼らの台詞を拾ってみると、かなり精巧にシナリオデザインしたことが分かります。
そんな大好きなゲームを大好きな作家・藤原カムイが漫画化してくれました。
期待に違わず、キャラクターの心の動きを丁寧に捉えてドラマチックに描いてくれています。オリジナルの要素も加わっています。
ここからはネタバレになりますが・・・
この14巻までの第一部はキーファが主人公です。ゲームの中では割と早い段階で去ってしまった彼。何でいきなりいなくなるの?と思った方も多いはず。この漫画を読むと、矛盾なく話が繋がるからすごいです。ゲームの終盤、アイラがこう言います「王者の剣はかつてロトの剣と呼ばれていた」。ゲームでは見落としてしまった人もいるだろうこの要素も漫画にはしっかり取り込まれてます。ロト三部作が好きな方も楽しめると思います。
主人公(アルス)が主人公の2部作、早く読みたいです。
2007-06-09 ▼ 傑作
ドラクエの世界観を上手く生かしつつ、繊細かつ生き生きとキャラクターを描くカムイさんの画力は本当に素晴らしいです。そしてストーリー、これがまた素晴らしいです。いかにもな御涙頂戴な台詞でなく、本当に普通の言葉で繊細に、だけど読むほどに深みを出してくれます。一見シリアスなんですが、実にハートフルなんです。そして魔王の存在。今までのドラクエの魔王とは少し趣を異にしていて、ただの悪でなく人間の中に存在する弱さ、エゴの象徴なんです。3巻や14巻の作者コメント見て気付きました。魔王、というより悪魔の囁きに耳を傾けた人間達の悲しみ、その末路、そしてそれを見て成長する人間。ドラクエ7にはこれほどのテーマがあったのか改めて思い知らされました。そして何よりも凄いのが これが少年誌(ガンガンかな?)に連載していた事です。これほどにまで深い人間性を感じた少年マンガはそうありません。ぜひ読んでみて下さい。オススメです。
2006-07-29 ▼ やめられない!!
ドラクエ7のゲームの方をやってみて、一応全クリしたんですが、いまいち面白くなかったです………
でも、漫画は面白かった!!
ゲームではよく分からなかった主人公たちの関係や気持ちが
よく表されていて、1日で読みきってしまうほどでした。
ゲームをやったことのある人もやったことのない人も、絶対読んだ方がいいです!!!!
2006-04-08 ▼ 最高でした。
最高です。
カムイ先生は、やはり画力・ストーリー構成などが他の漫画家さんに比べてずば抜けて高いです。
そんな先生が描かれるドラゴンクエストの漫画。ロトの紋章も最高でしたが、エデンの戦士達もやはり最高でした。
ケチをつける部分などどこにも見当たりません。
ここまでドラゴンクエストの世界観を素晴らしく表現できる漫画家さんって他にいるんだろうか。
とにかく、この漫画は本当に面白いです。
全体的にシリアスですが、ギャグや主人公たちの仲のよさなどには和みます。
マリベルとキーファの恋愛なども非常によいです。
キャラクターも魅力充分。
原作のゲームが気に入らなかった人でも、この漫画は好きになるんじゃないでしょうか。
是非・読むべきだと思います。これは読まないともったいないです。
2006-03-09 ▼ ドラクエ製作者にこそ、これを読んでほしい。
実はこの漫画の元になったゲームをラスボス直前にやめました。
当時の私は、このままクリアをしたら、私自身が何も感じることなく
エンディングまで見てしまうことが怖かったんです。
ですから、この漫画を読むことには抵抗感がありました。
でも、ゲームで言いたいことが伝わらなかったからこそ
漫画にしたのかなと思って、軽い気持ちで読んでみました。
結果は「読んでよかった」の一言です。
第一部では、キーファの別れまでの話が中心になりますが
メインキャラクターはもちろんのこと、サブキャラクターを含めた
キャラクター達の成長を、ゲーム自身の背景や世界観を
上手に使い、丁寧に生き生きと描き切ってます。
今回の14巻目で、すべての話が圧縮していくストーリー展開には圧巻されます。
作者の構成力に逸脱したものを、そして大変に深い人間の豊かさを感じざるおえません。
今後の作者にエールを送ります。
第二部は、何かをもっと感じさせてほしい。
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西遊記 (4) (NHK出版コミックス)
2009-11-02 ▼ 出るのが遅過ぎた
6、7年ほど前に発売された西遊記三巻から長いブランクがある。 正直忘れかけてたし、もうあれで終わっているのだと思っていた。猪八戒、沙悟浄が加わりさあこれから…で本巻をもって完結。内容は素晴らしい。だが、描ききる事が出来ないのならやるべきではなかった。逆に横山光輝の三国志が奇跡的な作品なのかも。中国の四大小説は近年でも漫画化されていて、特に三国志と西遊記は人気が高い。しかし、あまりに壮大なスケールのためほとんどの漫画家が原作にぶつかって弾き飛ばされている。藤原カムイもやはり…となったのが非常に残念だ。
2005-12-03 ▼ 最終回・・・残念!
やっとこさ、三蔵法師・悟空・八戒・悟浄の4人のメンバーが集まって、さあ、天竺までのたびが始まるぞ!って思ったら、何と最終回でした。ぐわ〜〜〜!そりゃないぜ、カムイ先生。という気分。前巻からかなりの時間が経過して発売されたので、嫌な予感(打ち切り)もあったのですが・・・。手間のかかっている本なので、しょうがないかなぁ、と思いつつ。残念。しかし、4人が旅立つまでの経緯が、原作に忠実に描かれていて、幼少の頃、童話で『西遊記』を読んだ位の知識くらいしかない私にとって、とても新鮮な本です。
2005-11-01 ▼ キングオブ西遊記
これまでに発売されている3巻に孫悟空など主要メンバーの成り立ちが描かれています。そしてこの4巻【円の巻】からようやく西天への旅が始まります。とても丁寧に詳しく西遊記が描かれているので西遊記のおもしろさが伝わってきます。この巻が発売されるまで時間がかかりましたが、いよいよ完結。
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愛蔵版 精霊の守り人 (ガンガンコミックスデラックス)
2009-09-24 ▼ 驚きのコミック…というより作品である商品!
トレーシング用紙を駆使し、可能な限り豪華な仕様となった製品。
「精霊の守り人」は小説、アニメ共に鑑賞したが、個人的には本作が一番に気に入っています。
藤原氏の作画力は卓越したものがあり、静止画でありながら動画並の想像力をかき立てられる。
まるで画のついた小説のようである。
本作のような豪華な仕様はコミック大国日本ならではだろう。
コミック好きなら日本に生まれた優越感を感じさせてくれる商品だ。
愛蔵版との名の通り、ファンには超お薦めの一冊です。
2009-02-15 ▼ いいんだけれどね、重いんだ
藤原カムイにマニアと呼ばれるような人たちがいるのかどうか知りませんが、そんなマニアの人たちのための1冊でしょうね。
雑誌連載時のカラーページ再現にとどまらず、トレーシングペーパーを駆使した表現や、そもそも紙質、版型を変えて、藤原カムイの表現を十分楽しめるようになっています。
少なくとも私は「買い」です。
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アンラッキーヤングメン 1
2009-06-22 ▼ 震えました
一定の間をもちながら淡々と流れるこの舞台には虚構のような現実があった。それぞれの閉ざした心の内にある本当が啄木の句の内で繋がったラストは見事でした。
2008-10-14 ▼ やはり話は団塊に行ってしまうのか…的な伝奇マンガ
表紙に「藤原カムイ×大塚英志」とあるし、第1巻の藤原の後書きからも2人のコラボな空気が窺える。でも同時に大塚が藤原を指名したことも書かれていて、すでにプロットも用意されていたのだから、藤原には悪いかもしれないけど、やっぱり大塚に主導権があったんだろう。映画で言えば原作もプロデューサーも監督も脚本も大塚で、藤原はキャメラって感じかな、推測ですが…
で、第2巻の後書きには大塚の野心みたいのが書かれていて、そこでは、これだけ具体的なモデルを感じさせる話でありながら、描きたかったのは彼らじゃない、と言われている。「作中の時代にぼくなりの拘泥があったとすれば、この時代は戦後まんがが『内面の書式』を発見していく時期であった、ということだ。まんが表現が『内面の書式』を立ち上げていく時のもがきのようなものをぼくはこの作品でやり直してみたかった」(p381)のだそうだ。
登場人物の「内面」の位置に啄木の歌を置くという実験のあざとさは好みの分かれるところだろうが、それは措く。それより私が気にかかるのは、「彼らの内側にノンフィクションを装い踏み込む権利はぼくにはない」(p380)という言葉で、しかし大塚はこれまで何度も、そういうことをしてきたんじゃないのか? 本作に接するところで言えば、『彼女たちの連合赤軍』とかサ。それは誤解だと、大塚は言うのだろうか? それとも考えが変わったんだろうか? それに啄木の歌だって、すでに「内面」なんだし…
あとコレ、山本直樹の『レッド』への嫌味みたいにも読めるんですけど、これはワタシの妄想かな?
2008-08-17 ▼ 虚実を織り交ぜ1970年前後の日本の空気を描く
全体としてはフィクションなのだけれど、現実の事件(連続ピストル射殺事件、三億円強奪事件、三島由紀夫割腹自殺、よど号乗っ取り、あさま山荘事件etc)が物語に盛り込まれ、主要登場人物の多くが実在の人物(永山則夫、連合赤軍の永田洋子、三島由紀夫、中上健次、ビートたけしetc)を連想させるものとなっており、大江健三郎の名前や作品名(『性的人間』)が出てきたりもする。そして、句点のようにして物語の節目節目に石川啄木の短歌が配置されている。
「事実」を分解して再構成し、さらには濃縮して作り上げた「現実」といったところか。そこには、上にあげたような度外れた事件が次々に起きた1970年前後の息苦しいような切ないような空気が表現されていると思う。
といっても、1961年生まれの僕自身がその空気をよく知っているわけではないので、この作品で表現されているものが当を得たものなのかどうかは何ともいえない。
全2巻で相当のページ数があるのだが、一気に読めた。退屈はしない。ただ、食い足りないというかちょっと期待外れな気もした。知っている事件や人物が出てくるのは面白いのだけど、やみくもにアングラなものをかき集めたという観もあって、必然性が十分あったとは思えない。漫画なんだから、と言われればそれまでなのだが。
2008-01-05 ▼ 団塊の世代を象徴とする時代
運命の歯車が狂った瞬間を垣間見た目撃者のような気分に心地良く引き込まれた。真っ直ぐに信念を通す登場人物たちが眩しい。
2007-12-15 ▼ 知らない
私は平成しか知りません。しかし3億円事件については何度も耳にして来ました。昭和の重大な事件として。読んでいる時当時の世界を知る以上の胸のざわざわがありました。真実など関係無く漫画としてとても読みがいがありました。それだけで十分です。私は昭和を知らないのだから。
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